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2015/04/03

日本人がマルクス・ヴァレンベリ賞を授賞!

ニュースです。

 
昨年に「森のノーベル賞」として紹介したマルクス・ヴァレンベリ賞を日本人が授賞した。
3月16日のことだ。
 
受賞者は、東京大学大学院の磯貝明教授と、同じ研究室の斎藤継之准教授や、西山義治博士(フランス・グルノーブルの植物高分子研究所所属)の3人である。
その授賞理由は、いわゆるセルロースナノファイバー、つまり木材の微少繊維の生産方法の研究らしい。これまで高エネルギーが必要だったものを、効率的な生産方法を開発したというのだが。
 
 
セルロースナノファイバーについては詳しく紹介するまでもないが、木質繊維を百万分の1ミリメートルレベルまで分解したセルロース結晶構造のことだ。鉄の5分の1の軽さで、鉄の5倍の強靱さを持つ史上最強繊維なのだ。 
それだけに今後、マテリアル市場を一変させる可能性を秘めているとして大注目されている。
 
 
もっとも情けないことに、全然情報が流れていない。かろうじてプレスリリースのこのサイトだけである……。
 
全容がわかるまで少し時間がかかるかもしれないけど、まずは第一報ということで。
 
 
 
昨年、「森のノーベル賞」に日本人が授賞するのはいつか、と考えたのだが、早くも出たのは朗報だ。そして日本もセルロースナノファイバーの研究には力を入れているから、次の一歩になるに違いない。
 
ところで2013年のマルクス・ヴァレンベリ賞は、デレク・グレイ教授の「ナノクリスタリンセルロースの先駆的な研究」に対して贈られた。これはナノファイハーの結晶のことだろうから、今回はその生産方法に対して授賞したのだから、同じ分野ということになる。
 
マルクス・ヴァレンベリ賞が、この分野にかなり注目していることがわかる。

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コメント

お、林学科かと思って喜んだら林産学科の方ですね、多分。それでも、受賞はおめでたいです。私も早いところノーベル賞を取らないと。

いまや「林産学科」は死語ですよ(~_~;)。
 
沢畑さんは、マグサイサイ賞を狙ってください。

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