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2015/04/16

タケノコ上納、その前に…

実は、昨日タナカ山林にタケノコが伸びだしたのを確認。

生駒山のこの辺りは、4月下旬が堀りどきなんだが、今年は少し早い。ただし、やはりイノシシは早くから地中を掘り返してタケノコを食べてしまう。人間は、多少地上に先が出ないとわからないからなあ。
 
というわけで、昨日はスコップがなかったので、ナタで掘るという無茶をしたのだけど、改めて今日は完全装備(^^;)で出陣した。
 
そして、掘りましたよ。 
バンバン掘りました。20~30センチも顔を出したものから、落葉がわずかに浮いたものまで。イノシシに負けるな、と這いつくばって探して掘る。ざっと20本は掘っただろうか。とても食べきれる量ではない。しかし、見つけたら掘らずに居られない。タケノコを掘ること自体が目的と化している。
 
おそらくまだある。だが明日以降に残しておこう。これから月末にかけては、タケノコ退治が続く。(雑木林を侵すモウソウチクを駆除しているのである。)
 
そして、掘ったタケノコは、小さくて固そうなのは惜しげもなく捨てて、よい大きさのものを、ちょうど薪にしたいとタナカ山林の伐倒木を取りに来ていた近所の人に上げる(押しつけるともいう)ほかは、例年どおりラッキーガーデンに上納
 
009 太めの7本。春の年貢。
 
「そろそろ、タケノコカレーをつくりたいなあ」と話していたのよ」とは、スタッフの発言。
毎年届けているから、 恒例行事になっている。多分、今週末はタケノコカレーが店で出されるだろう。食べたい人は急いで来ることだ。
 
 
だが、その前にイノシシの足跡も確認しておいた。
今日も、各所に掘り返しがあって、タケノコを食っていた。
 
006 こんな穴を掘っている。
 
これが、なかなか深い。しかも石にぶつかったところを執拗に掘った形跡がある。単に食べ物を探したとは言えないんだようなあ。
 
005
 
そしてタケノコそのものを掘ったところも数多い。ところが、どうもちゃんと食べていないのだ。タケノコを掘って齧ったのは間違いないのだが、よく観察するとほとんど食べていない。齧って蹴散らしたタケノコの残骸が散らかっている。
 
イノシシがタケノコを好物にしているのは間違いと思うが、満腹になってからもタケノコ堀りを楽しみ、かみ砕いて捨てたように見える。
 
これって……俺と同じやん。俺はイノシシと同じ、 イノシシは人間様のように趣味でタケノコを掘っているのではないか。イノシシの習性を考えるのに、重要なケーススタディにならないか。
 
それにしてもイノシシよ……。好きで掘りすぎた分はちゃんと上納しろよ( ̄^ ̄)。
 
 

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コメント

「タケノコカレー」おいしそうですね!

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