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2015/05/10

CDPフォレストを知っていますか

CDPというのを知っているだろうか。ちょっとメモ書きしておく。
 
カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトのことだそうで、国際的なNPOが2003年から気候変動に関する情報開示を企業に求める活動を行うものだ。
現在で世界の上場企業約6000社が、温室効果ガス排出量の削減と、気候変動リスクの緩和に対する活動状況を調査して開示している。さらにその内容のパフォーマンス評価とディスクロージャー評価で優れた企業を毎年選定しているのだそうだ。
 
これは投資対象としての評価につながるので、優秀な企業と認定されれば、投資されやすくなり、経営上も有利になる……という仕組み。ある意味、企業活動の姿勢を問われるISOなどと同じ考え方だろう。
 
まあ、こう書いてもわかりにくい。私もよくわかっていない(~_~;)。
ようするに企業活動を地球温暖化防止に役立てようという趣旨である。ただし2013年から炭素以外の地球環境負荷回避の活動にも手を延ばし、水とともに森林分野にも広めた。
それがCDPフォレストである。森林に対する企業活動も調査しているのだ。
 
現在、世界の森林破壊の主たる要因は、木材採取(パルプも含む)のほか、ウシなどの放牧(牧場開設)とパーム油を取るためのアブラヤシプランテーションの開発、そして大豆栽培である。それらに対してどのように向き合っているかを問う質問状を送りつけている。
(最後の大豆というのは、あまり日本ではピンと来ないかもしれないが、今や大豆は世界的に取り合いになっている。主に中国が爆買いしているので、ブラジルなど南米諸国が森林を開発して巨大な大豆畑を展開しているからだ。)
 
いよいよ複雑で面倒なことだが、こんなサイトを見つけたので、参考までに。
 
 
森林認証制度が世界中にかなり普及した今日、次はこれかなあ。
 
 
これに回答を求められる企業側も大変だな、と感じてしまった。ISO14000のように環境改善の努力に加えて、木材なら合法証明が必要で、森林認証産地認証やさらにウッドマイルズなんぞもある。さまざまな形で企業の環境活動を問われ、商品の環境負荷を問われ……。ついでに品質を証明する木材認証JISやJASだってある。
 
裏返すと、いかに世界は環境に厳しい目を向け、しかも書面で活動を証明していく文化が広がっているかということを肝に銘じないといけない。
 
我が国の林業および林業事業体も、世界の動きに疎くて……ととぼけても世界は見ていることを意識しなければならないよ。
 

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