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森と林業と動物の本

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2015/06/30

「奈良の木大学」開校

こんな情報もお知らせしておこう。

 
奈良県が、このような企画をしている。
内容は、次のとおり。
3泊4日で、首都圏等で建築を学ぶ大学生や大学院生を対象に奈良の林業や建築についての講義及び奈良でしか体験できない歴史的建造物等の現地視察等を行う
 
締め切りは、7月10日らしい。30人まで。集まるかなあ~。
 
Photo
 
なかなか講師陣は豪華ではないだろうか。ようするに奈良の木(吉野材のほか、十津川材や宇陀、北山(熊野)材などがある)を使う建築家の青田刈りだろう(笑)。 
 
ポイントは、「首都圏等」である。関東の学生に絞っているようだが、等が付いているところがミソ。ようするに先着順だし、集まらなかったら全国どこからでも、ということになる。
なんで首都圏に絞るのかイマイチはっきりしないが、山から製材所、寺社・民家と幅広く視察するようだ。金額的にはかなりお得である。勉強するというより、奈良の文化財をたっぷり見られるのだから。
 
 
私としては、単に観たり聞くだけでなく、実際に設計させたり奈良の木で木工させる時間もあってもよいと思うけどね。コンペにするとか。
 
詳しくは、こちら。「奈良の木大学」
 
 

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政策・行政関係」カテゴリの記事

コメント

勉強会といえば先週、木材会館で日刊木材の70周年記念講演がありました。
講師は、今井林野庁長官・尾崎高知県知事・堀川中国木材会長の御3方、林業による地域の活性化と環境問題をからめた事業展開、新しい素材CLTの利用、バイオマス発電の取り組みが面白かったです。

ほお、結構な顔ぶれですね。
中国木材が、CLTに手を出す気あるのだろうか? 

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