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森と林業の本

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2015/07/29

この木何の木、蔓に絡まれた木

古い集落の中を散歩していると、ふと見かけたお堂……というよりお堂に寄り添う樹木。

 
一瞬、なにか違和感を覚えた。
 
1 残念ながら逆光なので、映りが悪いが。
 
この樹木の違和感は、樹木についている葉である。幹からもワサワサと生えている。尋常の樹木というより、毛むくじゃら……葉むくじゃらか?……の妖怪みたいな木。
 
これ、何の木だろう? 幹や枝と調和していない木が……気がする。
 
よくよく眺めると、樹木の樹冠になっている葉は、この木のものではなく、気に巻きついた蔓性植物のものであった。その葉は、わりと艶やかな表面をした、ツタのような……ああ、なんという植物だろう。
 
 
後ろから眺めると。
 
2  後ろもなんかヘン。が、枝葉を区別しやすくなった。
 
どうやら、樹木は柿の木らしい。頭頂部などにわずかにカキの葉が見える。
が、全体を包んでいるのは、別の植物の葉だなあ。
 
親木へのすねかじりを超えて、タガメのように締めつける。
 
 
これほど巻きつかれても、なんとか生きのびているようだ。
 
頑張れっと、思わず声援を送りたくなる(^o^)。

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