昨日は、「誰が日本の森を救うのか」木材コーディネーター・セミナーのために金沢へ日帰り……というだけで大変なのに、台風の余波で大阪と金沢を結ぶ特急サンダーバードは全休の上、高速道路も閉鎖……という有様。
それでもたどりついたからには、意地でもブログの更新を、と思って拙ブログ史上初のセミナー最中のブログ更新! に挑戦したのだが、ああ、スマホの不具合でそれも失敗……。
結局、金沢滞在約8時間、観光はゼロ、当然土産物を買うこともなく、金沢名物を食べることもなく……(泣)と思っていたら、いただきました! 金沢在住の砂山さんに。
金沢のドジョウを。正確に言うと、ドジョウの蒲焼。これこそ知る人ぞ知る、金沢名物だったのでした。
いや、これが絶品だったのですよ。
ちょっぴりの苦みと骨のパリパリ感。そして甘辛いタレの味。
酒の肴にもってこいであり、ご飯の友にも、そしてスナックにも。
うん。これを食べずして土壌、じゃない「泥鰌ジャーナリスト」は名のれません!
実は、金沢名物ドジョウの蒲焼も、今やほとんど肝心のドジョウは地元産ではない。ドジョウで知られる島根県安来産のほか、中国産が幅を利かせているそうだが、やはり地元産ドジョウを、ということで昨年より本格的な養殖が始まったとか。金沢どじょう生産組合も発足したという。
これは中山間地の放棄水田などの利用にもつながる。つまり地域おこしにもなるわけだ。木材売るより、儲かるかも(^^;)\(-_-メ;)。
そういや、7月24日は土用の丑の日。世間では、ウナギの蒲焼を宣伝しているが、ニホンウナギは絶滅危惧種に指定されているのだよ。ヨーロッパウナギもすでに輸出禁止となった。
それなのに、どんどん食べろと宣伝していいのかね?
実は、今出回っている養殖ウナギの元となるシラスは、大半が密漁と密輸入の品と言われている。台湾や中国、そしてヨーロッパからもマフィア絡みでニホンに入ってくるのだ。それなのに喜んで鰻丼を食べるようでは、ウナギの絶滅に手を貸しているようなものだ。
近畿大学でウナギ味のナマズが開発したそうだが、その前に、ぜひ伝統のドジョウの蒲焼を。私見では、ウナギの肝焼に味も少し似ているよ。
これで、金沢が日帰りになった恨みは少し晴れたのであった。
あ、そうそう、セミナーの様子も少しはお伝えしておこう……。

こんな感じ。
コメント