ブックオフで自著を見つけた。
通常、このような事態は寂しい思いをするのである(^^;)。自分が精根傾けて執筆した著書が、一度は買われたのに手放され、転売されているのを目にしたわけだから。
でも考え直すと、最初に買った人は読んでくれたわけだし、ブックオフで価格が安くなったら別の人が買う気になるかもしれない、そうしたら読者が増える、とも言えるわけだ。
とくに今回は、もう通常の書店では並んでいない絶版状態の作品だし。
もちろん、これが贈呈本だったら話は別( ̄ー ̄)。サインまでしたものが売りに出されたら辛く寂しいのだが……。
さて、今回はちょっとした別の発見。
蔵書印があったのである。
盗み取りv(^0^)。
この蔵書はなんと読むのかな。隷書体というのか、私には解読できない。これを押したのはどんな人なのかな。 ちょっと想像が膨らむ。
そして裏表紙にもこんな印があった。
こちらも盗み取り(@_@)。
蔵書印だけでなく、隣にあるのは「眼福」であろうか。この印を押してあるのは、内容が気に入った、良かったという意味ではないか……と想像力をたくましくして悦に入るのである(^o^)。
そして、そんな蔵書印を押したにもかかわらず、なぜブックオフに売られたか、ということも考えてしまう。
自宅に本があふれて、とうとう処分しなくてはならなくなった。
引っ越しする際に持っていけなくなった。
家人が勝手に処分した。
……もしかして、蔵書家がなくなって遺族が処分した可能性だってあるなあ。
ちょっともの悲しく、ちょっと楽しませてくれる蔵書印であった。
« 0泊3日・志布志港の原木 |
トップページ
| Yahoo!ニュース「日本は木材輸出国になった!」書いた裏側 »
« 0泊3日・志布志港の原木 |
トップページ
| Yahoo!ニュース「日本は木材輸出国になった!」書いた裏側 »
コメント