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森と林業の本

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2015/09/03

世界林業会議inダーバン

9月7日~11日、いよいよ南アフリカ共和国のダーバンで「世界林業会議2015」が開かれる。

 
と言っても、あまり知られていないだろう。私も、内容はよく知らない(^o^)。開かれる、というのは前から小耳に挟んでいたのだけど、どんな背景があって、何を誰がどのように話し合うのか……。
 
だから、ちょっと調べてみた。
 
WFC2015
 
残念ながら、英語のサイトしか見つからない。頑張って読んでくれ。私も頑張って……ああ、面倒だ、機械翻訳を使ったよ。
 
どうやら世界の林業家および森林サポーターが一堂に介して、持続可能な林業について話し合う……ものらしい。
 
主催しているのはFAO のよう。なんと1926年に第1回目がローマ開かれたとあるから、結構な歴史があるわけだ。
近年の開催は、2009年がアルゼンチンで、2003年がカナダ、1997年はトルコ、とだいたい6年に一度のようだ。これまで日本では、ほとんど話題に上がらなかったような気がするが……日本の代表は参加していたのだろうか。
 
では今回、日本は誰が参加するのか。……お、見つけた。
 
一般社団法人持続可能な森林フォーラム代表 
一般社団法人ウッドマイルズフォーラム理事長
一般財団法人林業経済研究所所長
 
……などの肩書で藤原敬氏が出席するらしい。
 
ほかにも一般参加などには日本人が多く行くのだろう。
 
今回のテーマは、「森林と人々。投資は持続的な未来につながる」である。この投資は、森林にかかるのだろう。
分科会もいっぱいあるようだ。社会の経済発展と食料安全保障のための森林、森林の回復力の構築、森林景観とその他の土地利用、商品開発と持続的な貿易、より良い意思決定のための森林モニタリング、ガバナンスの改善……などだ。
そのうち詳しい報告があることを期待する。私は英文および機械翻訳文を読むのが疲れたよ。。。
 
 
ただ、これはあくまで会議のようだ。私は、かつて1884年(明治17年)にイギリスのエジンバラで開かれた万国森林博覧会 のようなものがあれば面白いと思うんだけど。各国が、森林や林業に関する出展をして、自らの国の状況や試み、そして研究成果などを発表し合う場があればいい。もしかして、日本の林業界は恥を掻くかもしれないけれど……。
 

 

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コメント

初めて知りました。ありがとうございます。森林学会からは通知は無かったような。

講演者で日本人らしき人は、林野庁から一人だけみたいです。
http://www.fao.org/about/meetings/world-forestry-congress/programme/en/


セッションは全部で約100件ぐらい、講演数は全部は分かりませんが、ポスターは1000件ぐらいあるようですので、参加者は全部で2000−3000名ぐらいでしょうか
ポスターのうちjapanは9件ですが全て海外の事例みたいです
http://www.fao.org/about/meetings/world-forestry-congress/programme/technical-posters/en/

総じて日本のプレゼンスが低いようです。
開催に当たっては、主催のFAOのトップと南アの農業大臣が開催協力の書類をかわしたとありますから、国際的にはかなり大きなイベントなのかも。
後は、南アは遠いですからね。

ポスターだけで1000件ですか。見るのも大変。
でも、これだけ大きな会議なのに日本はあんまり関心ないみたいですね。遠いだけでなく、林業への関心の度合いも響いているのでしょう。
かつての森林博覧会では、日本の出展は西欧でも注目を集めたそうなのに。

林野庁は去年から参加を募ってましたよ。
ポスターは約300,投稿論文が約900です。
国際的にはかなりではなく,相当に大きいイベントです。なにしろ,ここの会議で世界の森林の潮流が議論されるわけですから。
2030アジェンダ,2050ビジョンなど発表されてます。
当方は参加してきましたが,たしかに日本の存在感は小さかったですね。
サブテーマ4で林野庁次官が発表したぐらい。
あとはサイドイベントで林野庁とJICAですから。
世界中から森林関係者が一堂に会するわけで,大変興味深い内容でした。

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