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2015/09/11

丸太からの芽吹き

最近、何かと写真を撮っているのは、「たくましい植物たち」。

 
以前も少し紹介したが、コンクリートやアスファルトの隙間から伸びる草とか稚樹、あるいは石垣から伸びるど根性スギとか(笑)。
 
 
今回は、先日訪れた宮崎県都城市の木材市場で見かけた丸太。
 
5
 
フツーに見たら、この木何の木?である。枝葉はついていないし、樹皮はめくれてしまってるし、切り口も黒ずんで伐採から何日経っているやら。
 
が、その丸太のかくしょから芽吹いているではないか。
その葉を見たら一目瞭然。木の葉はイチョウでしょう。
 
アップにすると、こんな状態。
 
4  
 
伐採された後の切り株から芽吹くならわかるが、伐られた幹、つまり丸太から芽吹くとは……イチョウは生命力あるんだね。恐竜時代から生きのびて、広葉樹か針葉樹かわからないだけに。
この芽をどこかに移植できないものかと思うが。。。
 
このイチョウ材は、今後どこに買われて何に加工されるんだろうか。まな板になってから芽吹く、ということはないと思うが(~_~;)。

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

カラマツ等でも玉伐りされた素材の樹皮(というか枝打ち跡とか)からよく芽吹きますよ♪

おお、針葉樹もあるんですね。意外と珍しくないのかもしれない。
植物のたくましさに新たな眼をむけましょう。

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