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森と林業の本

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2015/10/28

ササ刈りの跡に

NHKの「歴史秘話ヒストリア」で国宝にあった松江城を取り上げていた。

 
そこで、太い木材が足りずに苦労した話が紹介されていて、結局細い柱には周りを別の板で包んだ「包み板」を施した(全体の約3分の1)ことも触れていた。
 
この話を「名古屋城の天守閣の復元なんぞに無理して太い木材使わなくていいんだよ」と本日のネタにしようかと思ったのだが、この件は、私も本ブログ(と裏ブログ)で幾度となく触れてきたことだ。だからパス。
 
 
 
そこで話題を変えて、タナカ山林(^o^)。
 
コツコツと通って、ササ刈りをやっております。
もっとも刈り方としてはかなりいい加減で、どうせ全部キレイに刈り取るのは無理だから、背丈を抑えるように刈っている。その代わり、ササ以外の樹木・雑草は残す。そうすりゃササより高く伸びるものも現れて、それがササの成長を抑制するのではないか……ササ以外の草原になるか、樹木が伸びて雑木林にもどるのなら、それもまた生物多様性が増すだろうからよし、という方針だから。
 
すると、先日刈り取った跡に、こんな草花が咲いていた。
 
1510_002  
 
小さな黄色い花。なかなかキレイではないか。こんな変化が、ほんの数週間で起きるのか。
面白いものである。
 

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コメント

タケの場合、地際で伐ると翌春にタケノコが出るそうですが、高切りするとそのまま枯れるので駆除目的の時は高切りすると聞いたことがあります(ただし枯れた幹に水たまりが出来てヤブ蚊が湧くとか)
ササでも、葉だけ切って棹を残すと枯れるんですかね?
天然更新を促すためにササ除去の試験がたくさん行われていますが、葉だけを落として枯らすという方法は聞いたこと無いので、本当だったら新発見かも〜

それほど高尚な意識ではありませんが(~_~;)、根元から刈り取るのが大変なので、高刈りしたのです。逆に、ほかの稚樹や草本類はなるべく伐らないように気をつけました。

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