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2015/11/25

イマドキの割り箸値段比べ

スーパーマーケットで見つけた割り箸コーナー。

 
そこには、ちゃんと国産割り箸が売っていた!
 
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利久箸だから、わりと高級品扱い。マツ製とあるが、おそらくトドマツだろう。
かつて国産割り箸なんて、まず店頭では目にしなかったことを考えれば、大変な進歩である。
 
 
そして、その隣にはアスペンやシラカバ(もちろん中国製)も並んでいた。
 
……問題は、それらの価格だ。
 
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わかるだろうか。
 
国産トドマツ製は、15膳198円。  1膳当たり13,2円。
 
アスペン製元禄は、50膳98円。  1膳当たり1,96円。
 
シラカバ製元禄は、100膳238円。 1膳当たり2,38円。
 
この価格差がなあ……(ため息)。実際は、これに消費税がつくから、さらに差は開く。
 
利久箸と元禄箸では、TPOも格も違うとはいうものの10倍以上となると。。。私的には、アスペンとシラカバの価格差がこれほどあるとは思わなかったが。
 
 
これだけの価格差を国産側から縮めるのは無理だろう。となると、国産ものにどんな付加価値を付けるか、だ。
 
国産割り箸振興のためには、何が必要か。改めて考えたい。 

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割り箸」カテゴリの記事

コメント

安藤です。

本当に割り箸のコストってどうなっているのでしょう?
割り箸の材積を、1cm×0.5cm×26cmとすると、13立方cm
1立方mは百万立方cmだから、
木材価格×百万分の13ですよね。
木材価格が仮に1万円とすると、木材コストは13銭。
歩留まりが10%としても、1円30銭。

かなり大雑把ですが、以上の計算間違ってませんよね?

だから木材コストだけで、一膳10円以上差がつくはずはないと思うのです。

割箸のコストはわかりにくいですが、材料の価格というよりつくる手間みたいなところはありますね。
シラカバやアスペンは、ロータリーレースで向き取ったベニヤを刻んで、かなり自動で作りますが、国産のスギ、ヒノキ、トドマツなどの高級箸は、丸太を板にしてから手作業に近い方法で切り出します。だから人件費も大きく影響します。
それだけの差ではありませんが、割箸は工芸品としての価格と見た方がよいかもしれません。

なるほど、工程がそれほど違うのですか!

約40年前、杉の価格は2〜3万円/立方メートル
ヒノキが3〜5万円
そんな時代、吉野杉はもちろんもっと高く、背板で3万円だった記憶があります。
それが割り箸森林消滅論が流行り、吉野の割り箸業者が激減、杉の背板も価格が下落、結果森林に返す金額が減り、林業には痛手で、さらに森林(人工林)は採算の取れないものになりました。

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