えっと、タイトルは書名だし、カテゴリーも一応「書評」に入れたけど、書評ではありません。
というか、まだこの本を全部読んでいない(^^;)。
まあ、図鑑みたいなものなので、全部読む本でもないのだけど。
『スキマの植物の世界』 塚谷裕一著 中公新書
書名のとおり、スキマに生える植物の本。
私も、このブログで下りに触れて「すきま植物」を紹介してきたから、その親近感があり(^^;)。
私がすきまなど生育には厳しい環境に生えている植物に興味を持ったのは1、2年前で、見つける度に写真を撮るようになった。また散歩中でも無意識に探すことが癖にもなっている。
当初は、一時期流行った「ど根性大根」にあやかった「ど根性○○(植物)」という呼び方をしていた。さらに「虐待される植物」群と名付けたり、その時その時の気分で命名していたのだが、いつしか「すきま植物」と呼ぶようになった。それは、本書をどこかで見かけた影響かもしれない。
本書の出版は、今年3月だが、前著「スキマの植物図鑑」が昨年出版されているのだから、ほぼ同時期である。
ただ少し違うのは、本書ではあくまで「スキマの植物」と「の」が入っていることと、紹介される植物の多くが草花であること。私は、樹木に眼を向けがちだ。
最近の私の記録。
公園緑地に生える樹木の根が、道のアスファルトを持ち上げてむき出しになっている。
こちらは、実は横断歩道橋の階段部分に生える苔。この歩道橋は、あまり使われていないらしく、そこかしこに苔が生えていた。
これは、どういう事情で兵の外に生えているのか。そして根元をセメントで固められたのか。まあ、伐採されずに残されたというべきか、いじめられているのか(^^;)。
今後もこの手の植物を記録し続けたら、何か集大成できるかねえ。
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