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森と林業の本

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2016/01/16

掘り出し物in 古書市

今日はふらりと大阪の某古書市に。

 
何かよい本はないかな、と探してみる。
ときには、ズバリ見事に今自分が取り組んでいるテーマの本が見つかったり、長年探してもなかった本を発見したり、ということもあるのだが、そうそう期待通りにはいかない。
 
それでも中吉くらい?(笑)。
 
意外な内容で何か使えそうと思える本や、何か読んでみたくなる本や、いつか取り組むつもりでただいま資料収集中、のテーマの本。そしてこの内容にしては安い! というコスパの合う本などをン十冊買い込んでしまった。
 
重い……。
 
これで、ここ何日もかけて処分して空いたはずの本棚の空間が埋まるだろう。かくして断舎離は振り出しにもどるのである。
 
 
ちなみに、その中でもっとも掘り出し物ぽい本を選べば……これかな。
 
Dsc_0102  写真・吉田繁 文・蟹江節子
 
巨樹の写真集。定価は3800円のところ、500円v(^0^)。
多少傷んでいるが、気にしない。見応えたっぷりの巨樹がいっぱい紹介されている。
 
一つ発見。これまで世界一太い樹は、メキシコ、オアハカのトゥーレの樹と思っていた(多くの書物にそう書かれてある)が、アフリカ・ジンバブエにあるバオバブ〔ビッグツリー〕は、それを超えているらしい。(表紙の木)
 
実は各国で計測方法が微妙に違うらしいが、著者が両者を計測して比べた結果だ。
バオバブと聞くとマダガスカル島と思うが、実はアフリカなどにも生えているらしく、それらはちゃんと計測したりギネスに申請していないケースも多い。まだ未知の巨樹が見つかる可能性だってあるのだ。これこそ掘り出し物か?

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