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2016/01/22

「あさが来た」より、学長メッセージ

NHK朝ドラ「あさが来た」の視聴率が絶好調のようだ。連日20%超え。

 
それはメデタイ。放映前から注目していた私も喜んでいる……と思うだろ? 違うのだ。私の興味はすでに冷めている。最近は、そんなに熱心に見ていない。
 
もともと私が注目したのは、日本女子大学設立に土倉庄三郎とともに協力した広岡浅子をモデルにしたドラマという点であり、ドラマにも土倉翁に相当する役が登場するはず、と期待したからである。
 
まだわからないが、どうも登場の気配はない。それどころか日本女子大学の話は終盤に押しやられたようだ。当初は、主人公の白岡あさ(広岡浅子)の主要エピソードとして大きく扱うと思われたのだが、この調子だと、2月以降、番組終了のちょっと前になるだろう。
 
だが、私の興味が冷めたのは、それが原因ではない。もっと番組の初盤からだ。
 
そもそも広岡浅子の史実とは、全然違っているのだ。
たとえばドラマでは、明治維新によって苦境に陥った両替屋が炭鉱経営を始めるように描かれているが、実際の炭鉱経営を始めるのはずっと後だ。明治も後半近くになってから。
その前に石炭を買いつけて海外に輸出するため商店を立ち上げたものの、あまり上手く行っていなかった。むしろ銀行設立の方が先である。
 
銀行ができてから、解散した商店の置き土産のように手に入れた炭鉱を自主経営して成功させるのである。 ドラマでは、今週、大阪商工会議所の五代友厚が亡くなるようだが、実は五代が亡くなってから炭鉱経営を始める。
 
まあ、ドラマはドラマ。史実に従う必要はないかもしれない。
 
ただ広岡浅子の魅力は、男の世界だった(今もか?)実業界に、不協和音をはねのけて猛進したところだと思っている。浅子は、まさに猛女であり、自信家であり、周りを蹴散らして進む女性だ。そして苦心惨憺、明治時代に新しい事業を立ち上げ成功させていくのがカッコいい。
 
しかし、ドラマのあさは、お転婆ではあるが、可愛い女性のように描こうという意図が強くて、なんか気持ち悪い。事業の展開もほとんど触れていない。私には無意味に思える炭鉱爆発事件なんぞ挿入したり、五代をロリコンに仕立ててあさに横恋慕させたり。。。五代って、もっとすごいやり手のビジネスマンであり政商だったはずだ。
 
結局、仕事ドラマではなく、ホームドラマ。それもホームコメディになってしまった。朝ドラらしいと言えばそれまでだが……。(その方が視聴率を稼ぐという点では成功しているわけだが、私の好みではない。)
 
 
……そんな気分の中、ブログの読者から、情報が寄せられた。
 
日本女子大学の2016年の新年メッセージ が、ホームページに載っているという。
学長・理事長をかねる佐藤和人氏の言葉である。
 
 NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公のモデルは本学創立発起人のひとりである広岡浅子氏です。広岡浅子氏は成瀬仁蔵の熱意と女子教育理念に共鳴し、女子大学設立運動の力強い協力者となりました。その広岡浅子氏を成瀬仁蔵に紹介した土倉庄三郎氏も本学の創設には欠かせなかった恩人であり、本年は百回忌にあたります。本学には多くの人に支えられた創立以来の女子教育にかける熱き思いが息づいています。
 
 
ちゃんと土倉庄三郎のことにも触れ、さらに今年が百回忌であることも紹介している。立派な人だ(^o^)。
ちなみに今年6月に川上村で土倉翁百回忌の法要ほかのイベントが行われる予定だが、この佐藤和人学長は出席してくださるそうである。立派な人だ(^o^)。
 

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