無料ブログはココログ

本の紹介

« 『ゴルフ場に自然はあるか?』99円セール! | トップページ | 『樹木葬という選択』のデザイン決定 »

2016/01/09

ひょうご林業大学校……?

このところ全国で設置相次ぐ林業スクール。

 
今度は兵庫県でも動き出した。
 
まだ設置について検討を始めたばかりで、開校は平成29年4月、つまり2年後を予定しているそうだが、いよいよトレンドになってきたのだねえ。
 
実は、兵庫県も設立をめざしているという話は以前から聞いていた。関西圏で二つも林大ができることにちょっとした驚きを感じていた。
 
なんでも知事の集まりで、兵庫県知事が京都府知事が京都府立林業大学校を4年前に設立した話を持ち出して、
「うちの林業マンの養成も、京都で頼みますよ」。
ところが京都府知事は「
「やだよ。京都林大では、京都で働く林業人を養成するんだよ~」。
 
この拒否にムカっときた県知事は
「そんなら、うちはうちで設立するからな!」
そう啖呵を切った。
 
……あ、これは私の勝手な脚色だからね(~_~;)。
 
ともあれ、兵庫県でも林業大学校の設立に向けて動き出したわけだ。ほかにも大分県でも動きがあるらしい。
 
だいたい京都の林大の学生は、3分の2が他府県から来ているのだよ。なかには長野県からも来ているらしい。長野には林大があるのに……。もっとも長野の林大には、京都からの学生が在籍しているとも聞いた。
 
林業大学校は全国に増えているが、それ自体は結構なことだ。何より体系だった林業を教える場所は絶対に必要だ。これまでの徒弟制度か独学、自己流に近い林業技術の身のつけ方では、あまりに危険だし効率も悪いし、何よりどんどん変容する現代の林業についていけないだろう。
 
私は、日本の林業がいつまで経っても足腰強くならないのは、教育の問題ではないかとさえ思っている。また自伐の名の元に、短期間の研修だけで個人が林業を始めているが、そのうち大事故がおきるのではないかと心配になる。
いずれにしろ、林業教育は、焦眉の急だろう。
 
ただ、現代的な林業を教える人材も必要だ。古い考え方の人を講師に据えたら、学校で教える意味がなくなる。
それに林大に限らず林業スクールで学んだ人々をちゃんと受け入れる場もつくらないと。せっかく合理的な技術や考え方を身につけても、いざ勤めた林業事業体がそれを活かせないと元の木阿弥だ。
そもそも就職先の確保だって、本当に卒業生全員を受け入れられるだけあるのか。
 
まあ、そんな懸念を消せるような教育を行ってほしい。

« 『ゴルフ場に自然はあるか?』99円セール! | トップページ | 『樹木葬という選択』のデザイン決定 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

京都は府立大にも林学科(今は名前が違うんでしょうけど)もあるし、すごい力の入れようですね。うちの若いのは静岡県立林業大学校に行っていました。九州には大学の林学科はあるけど、大学校はないもので。

京都には、当然ながら京都大学にも林学科があります。ただ大学はほとんど実学をしませんから……。
静岡は農林大学校の林業科ですね。山形や島根などもそうだったかな。静岡は、最近まで天竜林業高校があったのだけど、こちらも消えてしまった。
 
九州に類似の教育機関はないですね……。林業従事者は多いのに、どこで教わっているのだろう。。。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/63033703

この記事へのトラックバック一覧です: ひょうご林業大学校……?:

« 『ゴルフ場に自然はあるか?』99円セール! | トップページ | 『樹木葬という選択』のデザイン決定 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

森と林業と田舎