Yahoo!ニュース「事故率12倍! ……」を書いた裏事情
Yahoo!ニュースに「事故率12倍! 新規参入に立ちふさがる危険な林業 」を書きました。
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今回のお話とても心に響きました。よくぞ書いてくれたと思います。確かに事故は減らない、労災を使うと『その程度のケガで?』と嫌みも言われる。
何より日給月給の我々は作業単価を下げられれば仕事を急がなくては給料が出ない。
急げばケガが増えるのは当然!
それでも経営者は赤字になれば単価から下げてくる。それが現状です。
投稿: 木こり | 2016/01/29 21:09
ありがとうございます。
林業界には問題が多々ありますが、林野庁が悪い、社会が悪い、という声は多くても、肝心の自分たちの世界の改革が行われていません。
昔は、仕事中に森の中で昼寝して,気づいたら夕方だった……なんて牧歌的な逸話もあったんですが。
どうか気をつけて! 命と身体あっての林業です。
投稿: 田中淳夫 | 2016/01/29 23:26
月1本でも十分な内容の記事です。
林業での最重要な課題であり、放置されているテーマです。
今の労働環境ではとても林業に就業することを薦めることはできません。
単なる賃金補助の「緑の雇用」や単独施業を進めるような「自伐型林業」には安全に対する取り組みはほとんど感じられません。
特に「森林の仕事ガイダンス」は林業のきれいごとだけを紹介する、ほとんど騙して就業させるようなものと感じています。
機械化は危険性を無くすためのものでなければならないのに、生産性をもとに開発され採用されます。そして生産性を高めるために労働にしわ寄せがくる結果となり、その最悪の結果は命での代償です。それは最近起こっているバス事故と同列です。
森林資源に恵まれた国であり、林業は国の基幹産業になるべきと考えていますが、現状の林業には全くその可能性を感じてはいません。今とは全く異なる取り組み、方向性から検討しなおすゼロからの見直しです。
投稿: フジワラ | 2016/01/30 09:36
「生産性」は曲者ですね。本当は事故をおこしたら生産性も落ちるのですが……。
機械化も、低コストのためといいつつ、実は機械の価格が高すぎて、メンテナンス費用も高コスト。なんか本末転倒しています。
言われる通り、林業の現場はバス事故と同列なのかもしれない。
投稿: 田中淳夫 | 2016/01/30 21:45