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森と林業の本

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2016/02/10

土器発掘

生駒の森の中を歩いていたら、土器を発見した。

 
思わず、発掘開始。
 
しかし、まったく道具類はないので、近くの枯れ枝を使うぐらいしかできない。後は素手。指で土をほじくる。
 
出た出た。ぼろぼろ出てくる。
 
1
 
こんな感じ。ああ、もっと掘ればまだまだ出てきそうだ。
 
 
小学生のときは、縄文式土器をたくさん掘ったが、これらは須恵器に近いだろうか。(須恵器は弥生時代だが、これは奈良時代だから、ちょっと時代が違う。)
 
実は、以前も土器の発掘を行って、かなりの量を掘り出した。バケツ2杯か3杯か。今も我が家の押し入れに眠っている。。私の宝物として扱っている(^o^)。
 
いやあ、まだまだあるのだね。だって生駒山だもん(笑)。
 
この辺りは、奈良時代に都で使う土器類を焼く窯がたくさんあったらしい。以前、博物館に発掘品が展示されてあったが、私の持っている土器の方が立派だと思った(笑)。
 
ま、私のは破片だけどね。
 
 
家に帰って洗う。
 
Photo
 
かなり分厚く、大きな器の底を思わせる部分と、焼成が弱くて、濡らすと溶けそうな破片もある。ようするにできそこないや割れたものを捨てたのだろう。そんな場所を灰原という。
 
森の中の楽しみは、樹木や草、菌類、昆虫……などだけではないのだよ。
遺跡や遺物だって楽しめる。人の痕跡を知ると、歴史や時間を感じて、森も奥行きが増すというもんだ。

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