今日散歩してきたのは、奈良と京都にまたがる京阪奈学研都市。
京阪奈丘陵(ならやま丘陵)は、筑波に続く学術研究都市として40年ほど前から開発が進む。ここでは主に民間の研究所が多いのだが、何を研究しているのか、意外と知られていない。主に通信とバイオが多いとは聞くが……。
日本最高峰のお墨付きもとっている奈良先端科学技術大学大学院もあるのだが……。
まさか、ここで林業に通じる研究がされているとは思わなかった。
そう、アクティブリンクという会社では、パワーローダーの開発が行われていたのだ。
パワーローダーとは、装着型ロボット。ガンダムのように乗り組むのではないが、人体に装着して手足の筋力アップにつなげる。パワードスーツとか、パワーアシストスーツと呼ばれる人力の能力を飛躍的に高める機械だ。映画では「エイリアン2」のほか、「アバター」にも登場したと記憶する。後者は、乗り込み操縦形だったが……。
その使い道は、重い荷物を持ったり長距離歩行に耐えたり、エイリアンと戦うことまで想定されている(ホントか?)そうだが、具体的な用途の一つに、林業もあるというのだ。
つまり、チェンソーなど重い荷物を持って、急な斜面を長時間登っても疲れない、いやスピードアップも可能なロボットなのだ。いや、丸太を一人で担いでトラックに積み込んだり、山をおりることもできるようになるかもしれない。グラップルもハーベスタもいらない(^o^)。
夢物語のように感じるが、意外や実現は数年後らしい。(2020年代前半)
これが完成して、本当に林業現場で使われるようになったら、日本の前近代的な林業を一気に変えるかもしれない。生産効率を飛躍的に上げて、最先端になる可能性だってあるのだよ。
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