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2016/03/05

レバノン杉花粉症?

朝日新聞で見かけたちょっと不思議な記事。

 
Photo
 
特派員メモというコラムなのだが、ジュネーブの国連欧州本部周辺で花粉症が起きているというのだ。それは本部の敷地にレバノン杉がたくさん植えられているからだという。
実際にレバノン杉から黄色い花粉がまき散らされているそうだし、この特派員のほか本部で働く多くの人々がクシャミなどの症状を訴えているというから嘘だ思い過ごしだというつもりはない。
 
しかし、レバノン杉はスギではない。マツ科に属する、ヒマラヤスギの仲間だ。当然ながら花粉の形も日本のスギとは全然違う。
 
それでも花粉症になるのだろうか。レバノン杉の花粉がアレルゲンになることはちゃんと報告されているのか。あるいは別の原因である可能性は? 
 
記者は、その点に何の疑問も持たなかったようだ。単にレバノン杉も日本の杉と同じで、スギ花粉症が起きるものと思い込んでいるのかもしれない。
 
もちろん、スギ以外のさまざまな花粉でアレルギー反応を起こす体質の人はいる。
ジュネーブには、ほかの植物、たとえばブタクサやシラカバなどの花粉は舞っていないか。ヨモギやクリの花粉もアレルゲンになるそうだ。
 
逆に考えれば、マツの花粉症はあるのだろうか。。。。
 
 
世界的には、レバノン杉は絶滅寸前だから、花粉症だから伐れ! という日本の一部にある過激な声は出ないだろうけどね。
 
 
なお記事中にある「自然保護区認証」というのは初めて聞いた。これも気になる。

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森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

マツの花粉症はあるみたいですね
https://scholar.google.co.jp/scholar?q=pine+hayfever&btnG=&hl=ja&as_sdt=0%2C5

レバノン杉はないのかも
https://scholar.google.co.jp/scholar?q=Lebanon+Cedar+hayfever&btnG=&hl=ja&as_sdt=0%2C5

「スギが日本と中国にしか分布してない」というのは、世間では全く知られてないと思いますので、林業/森林を学んだ経験のある記者でなければ、こういう記述は仕方ないかなと思いました
北海道ではシラカバやハンノキ花粉症が増えてきているので、「花粉症=スギ」だけではないという認識は一般にも広まっていますが(でも大部分にスギがないせいかも)

英語の記事読むのは疲れるので(^^;)、ちゃんと目を通していませんが、レバノン杉かと思った症状はどうやら違うようですね。
だとしたら、記事にある症状は何が原因なのか。

多分、ヨーロッパはブタクサやシラカバ(カンバ類)の花粉症の方が強いのではないかと思ったりもします。

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