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2016/04/21

「とと姉ちゃん」の木場

NHK朝ドラ「あさが来た」が終わって、今度は「とと姉ちゃん」である。

 
私は、この番組に全然興味が湧かない。まあその時間にテレビを付けていたら斜め視聴する、ぐらいのものだ。それは「あさが来た」の終盤も同じだったが……。
 
まあ、「暮らしの手帖」社創業者がモデルというから、会社設立の話にでもなれば出版業界の戦後の創成期の様子が描かれるだろうから、それなら多少は見るかな、程度の気持ち。
 
 
ただ、このところ「とど姉ちゃん」の舞台は浜松から東京・深川に移った。より正確に言えば、深川の木場である。そして材木を扱う青柳商店が登場する。
 
そこで目を見はったのが、そのセット。
 
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なかなか大がかりではないか。貯木場も描かれ、水に浮かした丸太に乗る人(本当に乗るのは、相当練習しないと無理だろう。丸太が底についているのではないか)までいたし、かなりの大木(直径40センチ級のスギ丸太)を滑らせて動かしていた。それなりに作り込んでいる。
 
また物語で主人公らの背景に、常に材木を扱う人々を映し込んでいる。
 
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太くて長い角材の束を軽々と運んでいる人もいて、かつてはそんな怪力の職人がいたのかもしれないが、今は無理でしょ、その材木の束は空洞か、発泡スチロール製じゃないの、と突っ込みたくなったり。。。。
 
本当の戦前の木場がこんな様子だった……かどうかを私は知らないが、なかなかよい雰囲気である。
 
それにしても、これほどのセットをどこにつくったのだ。いくらNHKでも、テレビドラマでこんな大がかりなセットをつくれる予算とスタジオがあるとは思えない。
 
と思って調べてみたら、ロケ地は茨城県つくばみらい市南太田の「ワープステーション江戸」だそうだ。元は江戸の町のテーマパークだったが破産して、今はNHKの子会社が管理して、江戸の町並みを映すセット地として使われているという。
 
そこに貯木場ぼくできる堀があったということか。それを昭和初期の木場らしくお化粧したのだろう。
このワープステーションは、一般人でも見学できるそうだ。
 
江戸の町並みを再現した場所は、京都の太秦や日光江戸村だけでなかったのね。
 
 
ちなみに、この深川の木場は、先の戦争の空襲で焼け、取扱量の増加もあって、戦後は現在の新木場に移転する。深川の貯木場は埋め立てられたそうである。
 
 
 
 
 
 

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