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2016/04/17

芽吹き~倒木更新

芽吹きの季節だ。

 
秋には多くの樹木が大量のドングリ、つまり種子を撒くが、その中でも倒木の上に落ちた実が芽吹くことを「倒木更新」という。
 
ようするに倒れて枯れた樹木の幹の上に乗っかったドングリが、その上で芽吹けば何かと有利だとれさる。
地面に落ちるより動物や昆虫に食われる確率が減るし、芽吹いてから高い位置にあるから雑草に覆われる心配も減るし、光も多く当たるだろう。また倒木が朽ちることで、それが栄養源にもなって次世代を育てる。
 
とまあ、そうした具合に生態学の教科書では説明されている。
 
しかし、原生林のような人の手が入っていない森で起きる自然界の巧妙な仕組み……的な語られ方をしていないか?
 
私も、昔は屋久島の屋久杉の森で見かけて、「おお、これが倒木更新か」と感激したのを覚えている。
 
が、その気になれば身の回りに結構あることに気づいた(~_~;)。
 
2
 
これは生駒市内の矢田丘陵で見つけたもの。かなり腐った倒木なので、フカフカの幹の上に芽とともに根を伸ばしている。
 
近くにゴルフ場もあり、ゴルフ場内に倒木更新や切株更新が行われている! と言えば、なんかゴルフ場にも自然がいっぱい、という気分になるのだが、実は珍しくないのね(~_~;)。
 
5
 
ドングリの殻も残した芽吹き。今後、果たしてどこまで生長できるかわからない。たいていは途中で枯れるとされるが、やはり応援したくなる。

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