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森と林業の本

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2016/05/01

ナラ枯れ切株の燻蒸

生駒山が、ナラ枯れのメッカになっていることは再三伝えてきた。

 
枯れた木は、山中は放置するものの、道沿いなどは伐るだけの処理が多かったのだが、それだけでは全然ナラ枯れ対策になっていない。
伐採後の切株や、伐採した幹部分をそのままにしては、そこからカシナガキクイムシが繁殖するからである。本来は、伐った木ごと薬剤で燻蒸しなければならない。
燻蒸しているところを初めて見かけた。
 
1
 
ここでは切株をシートで覆っている。
 
2
 
と言っても、ここは生駒市の山麓公園。公園内も派手にコナラなどが枯れていたが、さすがに伐採・撤去していた。そして燻蒸もしたらしい。幹部分はとうしたかはわからない。園内にある野外活動センターで薪として燃やしてしまうといいのだけどね。
 
 
正直、周りの山で膨大なナラ枯れが起きているのだから、公園内だけの木を燻蒸してもほとんど意味はないと思うが、ま、やったことを示すことも必要なんだかなあ。
 

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