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2016/05/18

紫蘇の「間伐」

仕事部屋にあるベランダで紫蘇を育てている。

 
正確には、プランターに紫蘇の種子をバッとばらまいて放置していた。すると、もさもさと若葉が出て繁りだした。
 
このままではイカンなあ、と思い切って間引きした。いや、ここは間伐と呼ぼう(^o^)。
 
どのように間伐するか、視線を低くして紫蘇の根元から見上げてみる。なかなかのジャングルなのである。これを空かして間伐シソの収穫と残したシソの生長がよくなる方法を選ばねばならない。
その気で見ていると、人工林の間伐をどのようにするか考えることに通じて勉強になる(^^;)。
だから、「私も林業家」気分を味わうように伐る紫蘇を選んだ。
 
日本では、一般的には劣勢間伐法が主流だろう。細くて生長のよくないものを除く。近頃流行りの育成木施業でも、残して大きく育成するつもりの木を選んで、その生長を阻害しそうなものを選ぶ点では、劣勢間伐と言える。
もっとも、質ではなく量、つまり間伐率を決めて機械的に抜き伐りするような、嫌われているものの列状間伐も主流と言えば主流。
 
さて、今回の私は列状間伐を選びました\(^o^)/。
ばっさばっさと伐る。時間がなかったこともあるし、一本ずつ選ばなくてもいいから楽。
 
と言っても、それだけでは面白くない。そこで、優勢間伐も施した。とにかく早く大きく育ち、周りの紫蘇を抑圧しているもの。
これ、やってみると、目に見える効果がある。一本優勢なものを伐り抜くと、いきなり中が明るくなるのだ。気持ちいい。同時に、伐った紫蘇は十分に大きな葉を付けていて、料理に使えるではないか。
 
もともと私は優勢間伐、づいわゆるナスビ伐り論者だ。今高く売れる木は今伐って売り、残っている劣勢のものを今後の優勢にできたらよいと思っている。大きな木を除いた方が、光がよく入って生長もよくなるはずだ。
それに将来もっと太ってから収穫するつもりの木が、来年台風で倒れたり、落雷受けて枯れることだってあるのだから。
 
もっとも、優勢木(紫蘇)ばかり伐って、残りは形質が悪いものばかりになっても困るのだろう。幾本かを残そう。もっとも紫蘇は、刻んで使う場合は葉っぱの形状や大きさは関係ない。ならば劣勢木でもいいか。量さえ採れれば……。これ、バイオマス燃料用D材発想だな。
 
そんなこんなで、刈り取ったアフターの姿は、このようになった。
 
007
 
真ん中をごっそり、列状に伐るとともに、大きなものを中心に全体的に空かすようにした。今後も何回か「間伐」を繰り返すつもりだ。そして残したものが大きく育てば、次は「枝打ち」だ。葉だけを収穫することにしている。
 
ちなみに、写真ではあんまり見えないけど、このプランターには模型の家屋や、小さな石像などが並んでいる。森の奥に小さな集落があるよ(^o^)。
 
 
ま、家庭菜園もこんな気分でやれば、林業の真似事ができる(笑)。なんたって紫蘇は生長が早いから、結果を見るのも早い。
 
ちなみに、紫蘇のプランターとは別に、アジサイの挿し木苗も進めていますよ。こちらは、根が出て強くなった頃に、本当の山に植えるつもり。

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