某ショッピングモールで、こんなものを見かけた。
そうか、早くも木炭が棚に並ぶ季節になったんだな。ゴールデンウィークに、どこかでバーベキューに興じる人もいただろうし……。
「計画的に伐採したマングローブを使用」と書いているところが気づかっているか。
横を向けてみた。
「自然環境を守るマレーシアの木炭」か。
「老木だけが計画的に伐採」「伐採後は植林が義務づけ」。
なるほど、なるほど。これで守れたら幸いなんだけどねえ。
ご存じの方はご存じだろうが、熱帯の汽水域に生えるマングローブとは、独特の生態系を持つ世界。多くの樹種が混ざり、昆虫や動物の宝庫であり、水の中は魚類だけでなく、さまざまな貝類、甲殻類などのゆりかごだ。マングローブクラブは、美味いカニである。
同時に海による陸上の侵食を防ぐ防波堤の役割も果たしているのだが、近年はマングローブを切り払って埋め立てたり、エビの養殖場にしたりするため激減している。そのため環境破壊として懸念されているのだが……。
マングローブの木は、非常に緻密で、堅くてよい炭が焼ける。そのため木炭に焼く事業も一時期広がったのだが、国際的な問題になっていた。
実は、私は幾度も訪れたボルネオでも、実際、マングローブはすばらしい。ボルネオにしか生息しないテングザルを見学に行ったこともある。ホタルの大発生を見に行ったこともある。
当時にマングローブの開発が問題となっていた。最近は、あまり聞かなくなったが……。
イオンモール(あ、書いちゃった)で、かつて訪れたマングローブの景色に思いを馳せることになるとは思わなかった。
この木炭が、環境破壊につながっていないことを望む。
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