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2016/05/13

ヒメネズミの思い出?

近隣の森林公園を散歩中、ふと目の前を動く小動物。

 
おっ、ヒメネズミだ。
 
あわててカメラを取り出したが、写せたのはこの程度だった。
 
5
 
かなり拡大しても、わずかに、これ? と思える程度にしか写っていない(^^;)。
 
が、ヒメネズミに間違いないだろう。森林性ネズミの一種だが、私はかつて随分お世話になったのだ。
 
と言っても、実は罠を仕掛けて捕らえていたのだが。
 
卒論に動物を扱いたかったが、カモシカやシカ、サルなどをやりたいと思ったものの、とても1年間で結果を出せそうにない。それで悩んで地元の林業試験所の人に相談したところ、森林性ネズミの生息調査を勧められた。これなら、一夏で可能だと。
 
具体的にはアカネズミを狙ったが、実はヒメネズミと生息域が重なるために両方を捕らえることになる。いや、ヒメネズミの方が多いほどだった。
 
場所は静岡県の井川。標高1000メートルくらいの森林地帯だ。ここにキャンプを張って、夕方には森の中にピーナッツバターを小麦粉とこねた餌を仕掛ける。パチンコ式の罠を100ぐらい仕掛けて、翌朝回収すると10~20匹くらい捕獲できたと記憶する。
 
ネズミは餌をかじったところを弾かれるわけだから頭を潰されて死んでいる。その腹を割いて、アルコール漬けにしたっけ。
夏中幾度も森にこもって、100匹くらいは捕獲したわけで、随分殺したわけだ。その半分以上がヒメネズミ。だから思い出深いのである。いやはや。
 
しかし、アカネズミもヒメネズミも、生きているものは可愛いのだよ。ネズミと言っても、クマネズミやドブネズミと違って、小さく色も美しく、しぐさも可愛い。それが夜のテントの中まで出てくる。そこでテント内にも罠を仕掛けた(^^;)。これで何匹か捕まえた。
 
 
一度、食事に辛いカレーをつくった。少し残ったのだが、それを置いておくと、夜ガタゴトと音がする。ライトをつけると、彼らが来ていた。カレーの鍋を見ると、蓋が開いて、中の肉の塊にかじった跡がある(笑)。
 
しかし、カレーの辛さに食えずに逃げ出したらしい(⌒ー⌒)。
 
ちょっと悩んだが、翌日、残ったカレーはきれいに食べてしまいましたよ。
 
 
 

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コメント

「ネズミは・・」っていう段落と「しかし、・・」っていう段落さえなければ、すてきな、かわいらしい思い出ですね、って思うんですけどね。そうならないところがおかしくって、笑ってしまいました。

研究のためには……と力むわけではありませんが、残酷なことを経験したことも現在につながる糧であります(笑)。

長野にある知人のログハウスに逗留中、夜行性なんでしょうか夜な夜な侵入してきて困った経験があります。ここも標高千メートルくらいでした。調べたら、ほんの僅かなセトリング スペースから出入りしていたようです。暫く誰も使わず、ある日一緒に行ったら布団の中に一匹いました。隅に追い詰めて掃除機で吸い取ってみたらうまく入って、中でショック死?していました。まさか死ぬと思わなかった。ホント可愛い顔しているので、なんか可哀想でした。さすが田中先生、カレーは平らげたんですね。

掃除機ですか(笑)。小さな個体なら可能ですね。でも、せっかく布団の中でぬくぬくしていたのに(^^;)。

カレーは温め直したし、香辛料たっぷりだからネズミのバイ菌は心配なかったのでしょう。

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