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2016/07/28

物販こそ地域づくり

地域づくり、地域づくりの声が高いが、果たして具体的に何をすべきか。

 
まあ、人によりけり、地域によりけり、なのだが、肝心なのは、経済的に潤うことだ。人をどんなに集めても、地名が誰でも知っているほど有名になっても、観光客が殺到しても、地域にお金が落ちなきゃダメ。まず村民が自信を持つこと? それは入り口であって、その結果、儲からなければダメ。儲からずに誇りばかり高まった地域は救いがない(~_~;)。
 
以前、私の呼ばれたシンポジウムでこのような趣旨のことを述べた。
「人がたくさん来たから成功、と言っているイベントが、後で決算していたら赤字でした、ではダメなんです。ギブアンドテイク。来訪者を喜ばせたら金を取れ」。
 
すると後に、某地域の地域づくりをしている人は「ギブアンドギブだ。与えて与えて、それで満足してもらってこそ地域は盛り上がる」と反対意見を言った。
 
あの地域、今も生き残っているかなあ……(#^_^#)。。。
 
 
さて、儲けるためには何をしたらよいだろう。これが、そこそこの街なら、手はある。たしかに人が来たら自然と街で消費してくれたりする。サービスに対価を払ってくれる。
 
が、田舎では難しい。そもそもサービスが何かわかっていないこともあるが(~_~;)、目に見えない商品を売ることに長けていない。それこそギブアンドギブになってしまいがち。またサービスのつもりで一生懸命やっても、それが合わないと嫌われてしまうことだってある。
食物は魅力的なネタがあれば客を集めるのに効果的だが、外す場合も多い。B級グルメなどは、まず失敗する。しかも食材には賞味期限があるので、残ると捨てなければならない。
 
そこで思いつくのは、物販だ。物を売って儲けるのが基本。とにかく売れるものをつくれ。安い物から超高額商品まで、揃えておかないとお金は落ちない。
 
 
……そんなことを感じたのは、今大阪で話題の新感覚娯楽施設「ニフレル」を覗いたから。
 
ここは、水族館と動物園にアートを混ぜたような「……に、ふれる」施設らしい。
やはり一度は覗いてみなければ、と思って訪れたら、満員も満員。行列であった。それでも、変わった魚類などをいかに展示するか、触れる動物など展示の面白さは感じる。水槽を真ん中に置いて360度から眺めるというのはよい手だね。
 
2
 
さて、最後にたどりつくのがミュージアムショップ。ここが大賑わいなのだ。
 
 
5
木工品。残念ながらインドネシア製。
 
 
7
 
みんな競うようにお土産物を買う。この購買力こそが、地元に金を落とす原動力だ! と感じたのである(笑)。
ぬいぐるみも木工品も、腐らないからいいよ。
 
土産物とは何か。それは、その地域に来た証である。必要なものかどうかではなく、思い出が甦るもの。
 
思えば、土倉翁の百回忌でも、土産物を用意しておくべきだったな。何も土倉饅頭とか庄三郎煎餅を売れ、というのではない。ただ、土倉翁の故郷に来た証を用意しておくべきだったな……と思ったのである。
 
いかに地域の自慢(資源)と連携した土産物をつくって売るか。田舎こそ考えてみるべきではないかな。

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