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2016/07/15

ナラ枯れ再び

昨年で山を越したように感じていた生駒山のナラ枯れ。

昨年に大木が次々とやられただげに、その被害に合わなかったコナラはカシナガに強いのだろうし、虫が入っても枯れなかった木に関しては、もう大丈夫、耐性ができた……と思っていた。
 
ところが、初夏に入って再び猛威を振るい始めたように感じる。
 
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これはタナカ山林の1本。昨年は逃れたのに……。
 
こんな調子に残されていたコナラ数本にカシナガが入っている。
果たして枯れるか? あるいは生き延びるか。さらに昨年、今年と大丈夫だった残りのコナラも、今後どうなるか? 
 
ああ。
 
生駒市は、ナラ枯れ木の処理、どうするんだろうね……。
 
遠景で見たところ、生駒山だけでなく矢田丘陵も、奈良公園の春日山も、どこもナラ枯れ被害が広がっている。。。。

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コメント

京都東山丘陵のナラ枯れは10年程前から始まりました。2010年から5年間は私が京都市に提案して始まった市民ボランテア150名の参加による活動”薪割り&ウオーク”を12月上旬に開催して、伐採木を毎回1500束の薪にして利用してもらいました。私はこのボランテアの参加(つまり処理のための人件費が無料となる)によるナラ枯れ伐採木を薪にして処理するやり方を「京都方式」と呼んで全国に普及したいと新聞記事にしてもらいました。が、まだその時点では他の地域ではナラ枯れが目立って発生していませんでしたが、これから少なくとも5年から10年はナラ枯れは続きますから、生駒市でもやられたらいかがですか。

5年から10年か……。
そうした方法もできるかもしれませんが、私の見たところ生駒山のナラ枯れは、直径50センチ級のコナラが多くて、素人には伐採は難しいでしょうね。薪割り以前の段階でプロの力を借りなくてはいけません。

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