暑い。暑い。だから家から出ない。外を歩かない。家の中でパソコン相手に仕事に邁進。体力を消耗させずに、じっと。じっと。
……そんな生活を幾日か続けていると、おかしくなる。
窓の外は明るいのに、自分はパソコンに向かっている姿に気がつくと、人生の無駄遣いをしている気になる。私の人生を返せ! と叫びたくなる。
というわけで、本日は久々に森に入りましたo(^^o) (o^^o) (o^^)o
ゆったりと遊歩道を歩く。まったく人気がないのは有り難い。ただ歩き慣れた道がいつもと違うように見える。なんだか怪しい雰囲気。草が繁ったからか。全体に茂みが濃くなり、緑というより暗がりに感じる。
そんなとき、妙な脇道を見つけた。あれ、こんなところあったかな。
しょっちゅう歩いているのに、知らなかったとは。これまでなぜ気づかなかったのだろう。今日は草刈りをした後があるので気づいたのかもしれない。
つい、そちらに足を向けてしまった。狭いが通るには問題ない。意外と奥行きがありそうだ。どこに抜ける道だろうか。
そう考えていると、ふと左の方に気配を感じた。立ち止まって茂みを見る。なにか、奥に人工物があるような……。粗大ゴミである確率が高いが、こんな道のない山の中まで持ち込むだろうか。
通りすぎようとしたが、気になってもどって茂みに分け入ることにした。
こんな感じ。10メートルほど茂みの奥に入っただろうか。
やっぱりゴミだ。なんだろうか。ソファのようだが、クッションがボロボロに破られている。野生動物の仕業だろうか。なにか禍々しい気持ちになった。
……ふと何かを感じて上に視線を向けると。。。
わっ! なんとツリーハウスがあった。
誰がつくったんだ。ここに部品(板や合板)を持ち込むだけでも大騒動だろう。近くに車を寄せられないし、道だって人が通るのがせいいっぱい。足場を築くだけでも大変なはず。この土地を所有しているのかどうかも怪しい。
しかし、なんというか……粗末だ。作り方も粗雑だし、肝心のツリーが貧弱だ。しかも直接木にクギを打つなんて素人だ。支柱も機能していず、底が抜けそうである。登り口は取り外したのだろうか。これでは中に登ってもおちおちしていられないのではないか。ゲゲゲの鬼太郎ハウスにもならない。
こんな森の奥に、こんな粗末なツリーハウスを建てるなんて怪しすぎる。生駒山はやっぱり怪しい。
しかし。つくっている時は楽しかったんだろうなあ……(笑)。
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