昨日、Yahoo!ニュースに「違法・グレー木材の締め出しはエンドユーザーから 」を書きました。通常なら、昨夜のうちにブログに「~裏事情」とやらをアップするのだが、昨日の夕刊にナラ枯れ記事があったもんで、ついそちらに飛びついてしまったのだよ(~_~;)。
これを書いた理由は、8月も終わりが近づいているから。
8月は、Yahoo!ニュースにまだ1本しか書いていない。これは少なすぎるだろう……というのが、まず最初の理由(^^;)。
次に夏になれば思い出す、はるかなボルネオの深い森。
で、調べたらサラワクで運動家が殺されていたのであった。このところご無沙汰のボルネオだが、かつて毎年訪れてボルネオの森、そして伐採問題を思い出したのである。
そして最後に、やはりザル法・クリーンウッド法の現状。
これで違法木材がなくなると思っているのか? いや、本当にやっかいなのはグレー木材だろう。違法とは言い切れないが、見るからにやばいもの。トレーサビリティがなく、素性がわからないもの。これを規制しなければ、全体がザルになる。
しかし、日本は政府を始め業界もみんな後ろ向き。これを取り締まられたら困る輩がいるのではないか?
とくに問題なのは、国産材関係者だろう。なぜ、自分たちに利するはずの違法木材締め出しに、なぜ冷淡なのか……と考えれば、自分たちも完全に合法で、環境に配慮した伐採をしている自信がないからではないか。
皆伐面積一つとっても、法規制の隙間を狙っているし、伐り方、出し方が、森林土壌に優しいとは言えない方法のものが多すぎる。さらに林業労働がブラックだったり、補助金の扱いが怪しかったり……。
それらに光が当たる心配を本能的にするため、国産材業者も輸入木材の規制をゆるめようとしているのではないか。
と、まあ、そんな痛くもない腹を探られたくなかったら、もっと推進すべきだね。(それとも、本当にポンポン痛いの?)
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