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森と林業の本

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2016/09/22

「木々との対話」展

土砂降りの中の東京参りは終わった。

 
出版社回りに書店回りばかりをしていたわけではなくて……雨の中で最後に寄り道するところはないか、と思ったところ、上野公園の東京都美術館で「木々との対話」という展覧会をやっているポスターを見たので足を運んでみた。
 
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簡単に言えば、木彫の現代作家5名による展覧会である。
 
入場して、吹き抜けロビーでいきなり目に飛び込んでくるのは、國安孝昌の巨大インスタレーション(空間芸術作品……を指すらしい)。
 
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ここに使った足場丸太的小径木は何本だろうか、どこから調達したのだろうか、こんなインスタレーションを全国の町で作れば、どれほどの小径木丸太の需要が生れるだろうか……なんて考えてしまう私は、芸術がわからんのであろう(^o^)。 
 
が、唸らされたのは、土屋仁応の木彫。5人の中ではもっとも保守的?伝統的な木彫であった。。。
 
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シカであるが、タイトルは「森」である。
 
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子鹿もいる。
 
何か異様な迫力を感じたのであった。そして、感想を記したボードにも、「シカがすごい」「シカが可愛い」という声が多数。
 
こんなにシカ好きが多かったのか(^o^)。きっと、観覧者に林業関係者、農山村住まいの人はいないだろう(⌒ー⌒)。
 
ならば、奈良においで。奈良県は、奈良公園のシカをネタにもっと観光客が呼べるぞ、と思ったのであった。
 
 

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