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2016/10/14

「イオンの森」の草木

イオンモール大和郡山に行った。

 
その駐車場に立っていた看板。
 
Photo
 
おお、高らかに謳う「イオンふるさとの森づくり」。ちゃんと某宮脇先生の名前もあり、ショッピングモール内に4万本植えたことや、海外まで植林していることに触れている。
そして植えられた30種の草木の種類も明記してある。
 
2
 
さて、この木々を常緑樹と落葉樹、とれほどの割合か調べてみた。
 
結果は……やはり圧倒的に常緑広葉樹、つまり照葉樹が多い。
 
落葉樹は、ヤマザクラ、コブシ、ヤマボウシ、イロハモミジ、シモツケ、ムラサキシキブの6種類のようだ。これでも私としては意外と多かったな、と感じる。
 
あえてイチャモンを付けるとすると、ナンテンは在来種だろうか。中国原産のはずだ。まあ、すでに各地の山野に自生しているが。ほかにクチナシとかサザンカ、カンツバキには園芸品種も多いが、植えたのは野生種かどうか。
 
まあ、無理に文句をつけることはあるまい。植えたからには、しっかり育ててほしいものである。照葉樹だから放置しても育つ……ということはなくて、無残になるからね。

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