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2016/10/26

甲賀材の過去と未来?

滋賀県の甲賀に行ってきた。こうか、と読む。

 
甲賀といえば甲賀忍者……ではなく、甲賀の里で見てきたもの。
 
 
まずは、CLT建築
 
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実は、甲賀市信楽に三東工業社の信楽本社がCLTで建てられるのだ。これは、今年4月に建築基準法が改正されてCLTを使えるようになって初めての建築物。
 
すべてびわこ材と認定されたスギを使ったCLTだ。1階平屋建てなのだが、フローリングに天井に壁材に……とCLT尽くし。また曲線を作り出しているのも初めてのケースかもしれない。
滋賀県、CLTに力を入れているのだ。
 
 
さて、CLTが未来?の日本の木の使い方としたら、あえて追いかけたいのが甲賀杣
 
飛鳥~奈良時代の大仏殿を始めとする都を建設する際に使われたのが甲賀杣の木とされる。かつて、甲賀はヒノキの大木が林立する森があったようだ。その点から、大和王権によって統一された日本の林業の原点と言える。
 
その甲賀杣の木材が、2005年に出土した。
それが、これだ。
 
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ちゃんと刃物痕が残り、伐採して樹皮をはつり、成形している途中で放棄されたものらしい。どうやら思い通りの材ではなかったのだろう。
年輪から、西暦630~680年に伐採されたものと鑑定されている。つまり飛鳥時代だ。
 
まさに甲賀の過去。
 
これらについて、もっと詳しく語りたいこともあるが、今日はこれまで。
 
 
ちなみに甲賀つながりでいうと、今週末の30日のNHKの「日曜美術館」に甲賀の水口細工が登場する。
水口細工とは、甲賀市水口で江戸時代からつくられた植物繊維によって編まれた品で、全国的に人気だった。明治大正時代には欧米各国まで輸出されたほどの工芸品なのだが、突然姿を消して幻となった。作り方も謎になったのだが、その復元を紹介されるらしい。
 
2
 
 
 
以上、甲賀情報でした(^o^)。詳しいことは、またいつか。

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