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2016/11/14

鎮守の森はヒノキ林とサカキ畑

生駒市の隣、平群町の生駒山口神社に寄ってみた。

 
祭神は素戔鳴命、櫛稲田姫命で、境内には猿田彦神社、八幡神社、稲荷神社、戎神社などの摂社が祀られる。
この神社、「延喜式」に伊古麻山口神社と記載があり、昔は生駒市の生駒大社より多分こっちの方が位が上だったと言われる古社だ。 
 
多くの石造文化財がありったり、オハキツキと呼ばれる神事があったりと、なかなか文化財としても由緒正しいのだが、私の目的は、本殿の裏の鎮守の森を見ること。
 
生駒山の原植生が見られるかも、と思って訪れたのだが……。
 
2
 
 
あら。ヒノキ林だった(^o^)。
 
もっとも、その間にサカキが繁っている。どうも配置を見ると、人為的に植えたもののように思える。考えたら神社にとってサカキは神の木、榊である。神事にもよく使うわけだから栽培しているのだろう。
 
1
 
ちゃんと立て札があって、勝手にサカキを取るな、と書いてある(笑)。
 
ヒノキだって社殿の新築・改修に使う用材として植えたのかもしれない。あるいは地域の集落の収入を得るためかもしれない。今ではほぼ金にならないが、かつては、空き地があったら木を植えておいて非常時の出費に備えたものだから。
 
鎮守の森も、昔は栽培の土地だった。戦後は放置して照葉樹が繁ったため、「鎮守の森には地域の潜在植生が残っている」と勘違いされたのではないか。
この神社は、そうでない証拠を残してくれている(^o^)。
 

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