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森と林業の本

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2016/11/09

書店の棚に思う

今日は、アメリカにトランプ大統領が誕生したことで世界中がひっくり返って騒いでいるのではないかと思うのだが……私も、それを理由にブログの更新をオヤスミしようかと思ったぐらいだ(笑)。

 
 
ま、こんなときだから私がひっくり返った書店の書棚の話を。
 
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写真を撮ったのは、ほんの一部なのだが、小説のコーナーの、ミステリーのコーナーが、こんなに細かく分類されていた。
 
「ミステリーの系譜」「名探偵」「新刊ミステリー」「ドンデン返し」に「青春ミステリー」「女性のためのミステリー」「幻想ミステリー」。。。ほかにもキッズのためとか、コメディとか。第3世界(欧米と日本以外の意味らしい)のミステリーとか。
 
こんなにミステリーは多くの本が出ているのか?
こうした棚をつくるのに書店子は全部読んだのか?
こんな分類してしまって、読んでから「違う」と苦情が来ないか?
ここまで力を入れて売れるのか? ……いや、売るためにしたのだろうけど。
 
書店も努力しているのだなあ。本が売れない時代とはいうものの、必死に戦っている書店子の姿を想像して、思わず涙ぐんだのだよ(;´д`)。。。
 
 
森の本をこんな風に分類したらどうなるだろう。
森林生態系とか里山とか林業とかじゃあ面白くない。森林哲学とか森林ハウツウ読本とか森林絵本。もっとぶっ飛んで、森林ミステリーとかお笑い森の本、オカルト森の本、怪しい森の本とか(笑)。それぞれの棚に1冊か2冊しか並ばないだろうけど。
 
 
 
ちなみに件の書店は、新刊書店ながら戦前の名著と言えるような古書も陳列・販売していた。
 
4
 
さまざまな試みにチャレンジしているようだ。
 
もっと、もっと、本の書き方も、本の売り方も従来のパラダイムをひっくり返して、新しい試みに努力しないといけないなあ……と思った次第であります。

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書評・番組評・反響」カテゴリの記事

コメント

うーん・・・ トランプさん
森林の業界にも影響しそうで不安なことがあります。
TPP対策事業の予算で搬出間伐して合板用の材を確保していますが、(9月の補正予算でもTPP対策に力を入れてきました)トランプさんTPP反対してるんで・・・

TPPはほぼ確実に凍結でしょうが……そんなところにTPP対策予算が使われていましたか。
日本政府としては、今後整合性を問われるでしょうね。。。

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