土壌ジャーナリストを名乗ったのは、2015年。この年は、国連の国際土壌年だったからだが、気がついたら2年経っていた。 2010年は生物多様性年、2011年は森林年……となかなか本ブログに適した国際年が続いたので、その流れである。
ちなみに今年2016年は、国際豆年。さすがに豆ジャーナリストは名乗らなかった(笑)。
そんな今年も、ついに師走入りである。
さて2017年は、何の国際年か知っているだろうか。
そこで、2017年は……。調べてみると
「開発のための持続可能な」とは持って回った言い方だが、目的は3つだそうだ。
貧困の根絶、環境の保護、女性と若者の生活の質の改善および経済的エンパワーメントに向けた実用的な手段としての持続可能な観光の重要な役割、そして特に開発途上国における持続可能な開発
を掲げている。
よくわからないが(^^;)、経済と環境、そして生活の質の3つの分野で持続可能を謳っている、と私は理解した。あえて「開発のため」と付けるところに無理を感じるのだが。
世の中、自然保護と観光利用は紙一重……というか、紙の裏表である。もともと景観保全からスタートしたはずの国立公園の設定が、気がついたら観光客誘致になってしまったし、今では世界遺産も二の舞。遺産にするほど残したいものなのに、観光客が増えることを願って遺産指定に血道をあげる。
その点からすると、近年の日本の観光政策はまったく外している。持続的どころか、不安定な「爆買い」に期待したり、観光客を増やすために保護策を緩和する話だって出ている。
生活の質を上げるどころか、薄っぺらい表層の日本文化の売り物……。
せっかくだから、来年は
持続的観光ジャーナリストになります( ̄^ ̄)。
ま、何をやるのかさっぱりわからんが。。。。
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