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森と林業の本

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2016/12/17

山岳ブームの“遺跡”

生駒山山上付近で見かけた“遺物”。

 
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登山コースのところどころに、セメント製のベンチ・イスとともに、「スイガラ入れ」があるのである。登山の最中に、ここで一服してください、ということなのだろう。
 
しかし、これ、今ならアウトでしょ。山火事の元であるとともに、喫煙推進になってしまう。当然、吸殻というゴミを、山に残すことにある。これを設置した当時は、行政が吸殻掃除をしていたのだろうか。
 
まあ、ベンチの方も、これでいいのかわからないが……。
 
現在、ここで喫煙する人がどの程度いるのかわからない(少なくても、写真の吸殻入れには、落葉しか入っていなかった)。しかし、マズくないか。
 
まあ、簡単に撤去できないから今も残っているのだろうが、一時代の遺物というか時代を現す廃墟や廃物、もう少し経てば山岳ブーム遺跡になるかもしれない。

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