無料ブログはココログ

本の紹介

« 大和名所図会の吉野林業 | トップページ | BS-TBS『日本遺産』に吉野林業 »

2016/12/25

クリスマスイブは、眠り杉枕で

クリスマス・プレゼントは、クリスマクラ……クリス枕。

 
オヤジの駄洒落になってしまった。
いえ、本当に届いたのです。枕が。正確には「眠り杉枕」と言います。
 
製造元は、福島県いわき市の株式会社磐城高箸。そう、割箸メーカーである。
割箸の余った木っ端で枕をつくるという話は以前より聞いており、私も少しだけ意見を出していたが、ついに完成したのだ。
 
Dsc_0289
 
わりと大きい。また、比較的硬め。三つの山があり、それが頭にフィットする。
ただ、これだけだと、中に何が入っているのかわからない。
で、カバーを開けてみる。
 
Dsc_0290
 
ちゃんと間伐材マークと木づかいニッポンのマークが付いていた。
さらに中を覗く。
 
Dsc_0292  
 
おお、ようやく透けて見えたぞ、木片が。この薄い包み生地は、オガ粉を外に出さずに香り成分は放出する微細構造をしているそうだ。ここを開けたら、チップを直に見られる……というか出し入れできる。たまに天日干しするとよいそうだ。
 
 
実は、これまで私が使ってきた枕も、木質チップが入っているものだったが、それは丸ごと一つの袋に入っていたため、枕の形が自在に?変わる。ときに低くなりすぎるので、タオルを巻いていた。3つの袋に分けて入れると゛そうしたズレがなくてよい。
ちなみに、長年使っていると香りがしなくなったので、時折木曽ヒノキの精油を振っていた(~_~;)。ただ、それも尽きた。最近は百均ショップで見つけたユーカリオイルを振ったりしている。なんの匂いだかわからん状態だ。
 
 
眠り杉枕は、当然スギの香りがする。ヒノキほど強くないし、やはり密閉状態だから匂いはほのかだが、頭を置いているとふんわり香りに包まれるようだ。
 
 
ちょっと驚いたのは、使われている磐城杉の分析。
磐城杉というブランドは、実は木材業界にはない。その意味で建材としては弱いのだが、意外な効能が発見されている。
 
「他の国産杉と比べて伸縮性があり、さらに中身がスポンジのようにスカスカ」
「十分に乾燥しているため吸水性にも富んでいます」
 
これ、スギ材の建材にするには、不人気な要因だろう。スカスカと言われては……。伸縮性があるというのも、すぐ凹むことになる。
が、それを枕にすると最適素材となるわけだ。
 
つまり特徴を弱みとせず、強みとする商品開発というわけである。
 
詳しくは、眠りスギ枕サイトへ。クラウドファンディングもやっているのである。
 
 
私の正直な感想としては、中のスギチップが見えないのは残念。と言っても透明にするわけにも行かないだろうが、販売のときは中にこれが入っています、というスギチップの見本を添えてみてはどうだろうか。
上記の磐城杉の特徴もちゃんと記して。
 
それと、枕の寸法はちと大きすぎる気がした。好みもあるだろうが、この大きさだと、頭の一部しか乗せられないから、一人では余る。もしかしてダブルベッド用?(~_~;)。一回り小さなサイズも出せないだろうか。高さの調節はできるようである。
 
旅行の際に持参して(車を使う旅だろうなあ)、各地の名所で枕敷いて寝る、「旅する枕」安眠シリーズなんか誰かやってくれないかなあ。
 
なお、今回はこんなおまけも付いていた。
 
_20161223_210209
 
熊本復興も始めたんだね。
 

« 大和名所図会の吉野林業 | トップページ | BS-TBS『日本遺産』に吉野林業 »

木製品・木造建築」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36391/64673111

この記事へのトラックバック一覧です: クリスマスイブは、眠り杉枕で:

« 大和名所図会の吉野林業 | トップページ | BS-TBS『日本遺産』に吉野林業 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

森と林業と田舎