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森と林業の本

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2017/02/18

生駒山の樹木葬墓地

私も齢を重ね、近頃丸くなったと感じる。。。

たとえ私の思いとは違っても、「まあいいじゃないか」と鷹揚になり、多様性を認め、人類みな兄弟、怒りに身を任せることなく、天命を知り、耳に従い、則を越えず……。欲はなく決して怒らず、いつも静かに笑っている……とまあ、孔子の論語か宮沢賢治の雨ニモマケズの心境である。

 

さて、今日は生駒山の霊園巡り。生駒山は墓地・霊園だらけなのだが、その中の一つに樹木葬エリアができたことを広告チラシで知ったからだ。

となれば、樹木葬コンサルタントとしては、見に行かねばなりません。足下の樹木葬墓地とはいかなるものか?
 
 
1
 
(・_・)...ん? ここのはずだが……。公園か?
 
2
 
樹木葬のはずだけど……木がない……草か。草を墓標代わりにしたって?
いや石の墓標があるし。草花はその周りの飾りだし。
どうやらカロート(遺骨室)もあるようだし。土に直接触れずにどうして遺骨は土に還る?
 
そもそも、この場所は、山を伐り拓いたところではないか。樹木を伐採し、土を崩し、平坦に造成して芝生を植えて、それが樹木葬だと?
 
だいたいこの一帯には何ヘクタールもの山を切り崩したところに万単位の石の墓標が並ぶのに、その一角に樹木葬エリアだと。何か自然に還るだ、何がふれあいの杜だ、何が話題の樹木葬だ、何が西洋式ガーデニング庭園だ、何が癒しの空間だ! こんなものを樹木葬は呼ぶな!!!  
 
 
ちょっと興奮してしまった。まだ若い証拠だ( ̄ー ̄)。

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生駒山中・身近な自然」カテゴリの記事

コメント

写真を見るに、・・・苗木が成長しつつあるような?!

送電線の下のようですね。「電磁波障害」が気にかかります。

いえ、写っている植樹は墓ではなくて景観用の並木?のようです。
墓の用地には、背の低い(30㎝以下)の植木があるだけでした。
 
送電線は見た目より離れているので、電磁波の心配はなさそうですよ。

解説、有難うございます。
特に電磁波が墓場の『霊魂』に刺激など与えないかーと、危惧したのです。(苦笑)

生駒山は霊山ですから、電磁波を跳ね返す「波動」が出ているのですよ。だから霊魂は守られます(⌒ー⌒)。

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