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2017/02/15

シカ害対策とスナック菓子

 
環境省は、獣害被害を抑えるため、積極的な捕獲を推進しているわけだが、狩猟鳥獣に関する取り扱いでニホンジカの「1人当たり1日1頭」としていた捕獲制限を解除する方針のようだ。
 
鳥獣保護法は獣類20種と鳥類28種の計48種が対象を対象にしているが、ニホンジカについては過去の保護を目的とした捕獲の頭数制限が課されたままだった。改正は5年ごとに実施するためだからだが、次の狩猟期間が始まる秋までに捕獲制限撤廃するそう。
 
 
この捕獲頭数というのは、狩猟、とくに猟銃によるものを想定しているのだろう。罠猟では、1日に捕獲する頭数、という発想は当てはまらないからだ。
 
 
ただ私は、あまり猟銃によるシカ猟というのは推奨できるのか疑問である。
 
何よりもハンターの養成が簡単ではない。それにハンターが丸1日山を歩いて狙っても1頭も仕留められないことも多い。捕獲制限を解除しても、1日複数獲れる保証はないのだ。
 
それに銃で仕留めると、必ずしも頭を撃ち抜けるわけではないから、肉利用に向かない。腹を撃つと、内蔵が弾けて肉に回り質が落ちてしまうからだ。また毛皮にも穴を開けるわけで皮革利用にも無理が出る。
さらに仕留める場所が奥山になると、運び出すのが難しくなる。その場で解体できる条件があるとも思えない。(解体しても、売り物にできない。)
だいたい1時間以内に山から道路まで引き出さないと、事実上、肉は食えないだろう。
 
 
もっと、 無理なくシカを仕留める方法はないか。。。
 
 
そんなことを考えていて思い出したのは、奈良のシカ。奈良公園では、シカを保護しようとしているのだが、実は不慮の亡くなり方をするシカが少なくない。
最大の原因は交通事故であり、次が野犬などに襲われること、そして病気だが……病の中には、食べ物がある。
 
シカは、香辛料に弱く、辛い味付けのスナック菓子を食べるとショック死するのだそうだ。またビニール袋などを間違って食べて胃の中に詰まって死ぬケースもある。
 
奈良公園では、「シカにお菓子を上げないでください」と広報しているわけだが、いっそ、獣害を引き起こす野性シカにスナック菓子を食べさせられないか?  
劇辛ボテトチップスを山にまいて食べさせる。いやいや、甘い砂糖にハバネロ粉末を閉じ込めたシカせんべいは作るとか。反芻動物に急性中毒を引き起こす硝酸塩入りの餌も考えられているが、ハバネロもありではないか。。
 
それでシカが胃痛を起こしてバタバタと倒れたら獣害が減るかもしれない……。(なんか、想像したら、可哀相になってしまう。。。)
 
 
もっとも不用意に農地の周りにスナック菓子を仕掛けておくと、人間様がつまみ食いをして、腹痛を起こすかもしれないなあ(;´o`)。。。

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