春日山にある水谷(みずや)神社は春日大社の摂社で、祭神は、スサノオノミコトやクシイナダヒメノミコト、オオクニヌシノミコトなどで、疫病や難病を祓い病魔退散の神様。
が、気になるのは小さなお堂の横の巨大な樹木だ。
これ、イブキ(ピャクシン)とある。 幹周が4,86メートル、樹高16メートルだそうだ。
だが、これを角度を変えてみると、
イブキは空洞になって、その中に別の木が生えている。これはスギだ。こちらもかなりの太さ。もっとも先端は伐られている。どちらが生きているやら。あるいとどちらも枯れているのか。
ともあれスギの幹をイブキの幹が覆っているようになっている。このイブキとスギは古くから「水谷神社の宿生木(やどりぎ)」と呼ばれているそうだ。
以前紹介したが、春日大社の境内に近い、国立奈良美術館の裏手には、ムクロジの木からタケが生えているものがある。これも空洞からタケが伸びたのだろう。
なんだか、異種融合が目立つ奈良公園(^o^)。探さばもっとある予感がある。きっと春日大社の祭神は異種結合が好きなんだな。
春日大社のホームページによると、
祭神である武甕槌命様・経津主命様は、日本の国を秩序ある国にするためにあらゆる神々と交渉され、平和裡に治められた功績ある神様であります。また天児屋根命様は神事と政治を守り導かれる神様として、比売神様は天照大御神様だとも天児屋根命様の妃神とも伝えられています。
そう、いずれも愛と平和の神様なのだ。
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