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森と林業の本

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2017/06/17

腕時計の修理

腕時計のバンドが欠けた。

 
私の腕時計は、木製である。すでに何代か重ねているのだが、木製バンドの腕時計を愛用している。最初は、ちょっとシャレのつもりだったのだが、一度使うと快適で止められなくなった。
なんたって軽い。また汗をかいてもべとつきが少ない。肌触りも、プラスチックはもちろん金属とも比べようがないほど心地よい。
 
そんなわけで愛用しているのだが……初代は数年使ったが、フェリーに乗って洗面台に忘れて数分の間に盗まれた(-.-)。
 
2代目はネットで安いのを見つけたのだが、いざ取り寄せると粗悪品。文字盤など木に見せかけた紙だったし、バンドも止めにくい。そしてすぐ時計そのものが狂った。 
3代目は、バンドと本体のつなぎ目が割れた。そこを接着剤で固定してテープで止めるなど苦労する。しかし時計が止まった。電池を入れ換えるものの、やはり動かない。実用できないのでは話にならない。
思えば2代目3代目は、取り寄せてわかったのだが、中国製。。。そんな情報はネットショップには書いていなかったぞ。
 
そして4代目が現在の品。国産の手づくりメーカーの品を選ぶ。なかなか心地よく、狂いもしないので愛用していたのだが……。
ある日、バンドの一角の木片が割れたのである。しかも、割れた破片がどこかに行ってしまった。接着剤で張り付けることもできない。
ただ、時計そのものは問題ない。
 
というわけで、自ら修理に挑む。
まず割れたところを固定するため、接着剤を染み込ませた布片で割れた部分を包み込む。これで金具は外れないだろう。が、布ではいつかまた剥がれるかもしれない。見た目もよくない。
そこで、割り箸を削って木片を布表面に張り付ける。色が違うからサインペンで塗ってみた(~_~;)。まったく同じ色ではないが、いくつか色を重ねてそれっぽくする。
これで完成。
 
Photo
 
ま、木工家でないので技術も道具もない。応急修理としてはこんなものだろう。もう少し割り箸を膨らんだ形状に削ればよかったと後で気づいたのだが。
とはいえ、チラリと見たぐらいでは気づかぬ程度にはなった。
 
木製腕時計、もう少し長持ちしてもらいたい。

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