能登の旅から帰って来たと思ったら、すぐに島根・広島の旅に出ていた。
とくに今日の目標は宮島である。
が、なんと……まさか台風3号とは。。。しかも、ルートは瀬戸内地方を直撃とは。。。。
朝の予報を見ると、昼頃に広島沖ではないか。これではのんびりしていたら船が出なくなるかも、と大急ぎで出発。なんとか島には渡ったが、案の定土砂降りに。
港のターミナルから出る意欲がなくなる(-.-)。。。
本当は弥山に登りたかったのだが、あきらめて厳島神社に向かう。
厳島神社と言えば、海上の大鳥居なんだが、雨の中だからなあ。
ただ、一つだけ運のよかった点がある。それは、干潮の時間が、正午であることだ。
私は、なんとか鳥居に触れられないかと思っていたのだが、チャンスは干潮で神社前が干上がり歩いて鳥居まで行ける条件であることだ。
とはいえ、雨の中では。ジリジリと待っていると、小雨になっていた。まだ時間は11時。少し早いが鳥居のすぐ元まで砂地が出ている。
そこで決行。
行きました\(^o^)/。真下より見上げる。ちょっとまだ水が張っていたが、手を延ばして鳥居に触る(^o^)。これで、かなり満足。
これは横から。鳥居は、クスノキの巨木で建てられていることはわりと知られているが、よく見てほしい。根元は違うのだよ。
どうやらマツの丸太柱を杭にして何十本も打ち、その上に薄い敷石を乗せ、さらにその上にクスの柱を乗せているらしい。松の柱の周りは、どうも金属的なもので包んでペンキ?いやベンガラか何かを塗っているように見えた。
1000年前に、海の中に建てても腐らない工夫をしたのだろうね。
ちなみに現在のは8代目で、明治に建てられたもの。
これが前回、つまり7代目の柱の輪切り。
台風の中、よく調べたなあ(^o^)。
なお、12時になると、たしかに潮は完全に引いて鳥居も根元まで全部地上になったが、大雨になった。あの決断は正しかったと思うよ。
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