昨日は名古屋に行っていたのだが、そこでなんと、福岡県朝倉市から来ていた人に会った。製材業を営んでいる方である。
そこで実地の話を聞けたので、ここに少しご報告。
まず、本人の自宅や工場は被害を免れた。ただ、山はズタズタである。山の多くは林齢40~50年生のスギ林。
報道では表層崩壊がほとんどという意見も出ているが、かなり深いところから崩れているところ、岩盤剥き出しになっているところもあるので、深層崩壊もあっただろう。
山は、林道・作業道が流されただけでなく、現場近くに置いていた重機類も消えてしまった。そのため災害復旧の見通しが出ても、すぐには動けない状況。
今後、木材生産量はかなた落ちるだろう。(3分の1くらいに?)
朝倉の木は、ほとんど大分県日田に出荷されている。だから日田の市場に出る木材量が減るのは間違いない。日田の工場はほとんと被害がないので、製材はやりたいはず。そのため原木の取り合いになり、価格は上昇するのではないか。
在庫は、数ヶ月分しかないので秋以降が逼迫すると思われる。
ただ、こうした林業・木材産業の予想とは別にむしろ気がかりなのは、この災害によって森林所有者の経営意識が減退することだそうだ。
生活、そして山の道・機械も含めて復旧しても、山主は、再び林業を続ける気になるか。災害後、山を放棄する例が過去にもあった。
……とのことであった。さて、今後の見通しをそう読んで、果たしてみんなどのように動くか。
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