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2017/09/17

林野庁と環境省の境界線

気がついたら、明日も休日なんだって。

全然知らなくて、明日までに仕上げる原稿を用意していたのに……。
 
 
というわけで、こんな日に真面目な森林や林業や木材の話を書くのもシャク? なので、またもや大台ヶ原のことを。
 
今度は東大台の一枚。
 
299
 
東大台ヶ原は、日出ヶ岳や正木が原など名所がたくさんある。海もよく見える。海までたかだか20キロほどなので、伊勢湾から尾鷲辺りが一望できるのだ。
 
そして、伊勢湾台風以降、多くの倒木が出て、そこにシカの大繁殖などもあり、草原が広がっている。原生林が失われて草スズタケとミヤコザサが繁り、そのササ原もシカによって食べられて裸地化が進んでいるわけなので、自然劣化が進んでいるわけだ。
だから悲しまなければならないのだが……いい景色じゃないか、と登山客に喜ばれている。
 
とはいえ、放置はできないので、シカの捕獲事業と防護柵を建てているわけだ。めざすは、かつての「苔むす森」を取り戻すことなのだが……。
 
そして、驚いたことに長大な木道がつくられていた。登山者があまりに多く道が削れるうえ、どんどん副道がつくられてしまうからだそうである。
 
この景色にも驚いたのだが、私がもっと注目したのは、管轄の違いがあること。
 
写真の右が環境省。左が林野庁。環境省的には、国立公園特別保護地区に指定されているのであり、林野庁的には森林生態系保護地域を設定しているからだ。
 
この木道に、見えない境界線があるのだよ(笑)。やっている事業は同じなのだか、よく観察すると、微妙に防護柵(防鹿柵と環境省は呼ぶ)の張り方が違ったり、パッチディフェンスとか稚樹防鹿柵とか、呼び方が違ったりする。
 
仲良くやってね(^0^)。

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