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森と林業の本

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2017/09/25

生駒山のパパイヤ

意外なようだが、生駒山系にも「道の駅」はある。生駒市の南隣り、平群町にある「くまがしステーション」である。

 
最初作られたときは、観光地でもなければ交通量の多い幹線道路でもないのに……と思っていたのだが、意外や流行っている。地元農家の直売店になるうえ、地元ニュータウンのお客さん、さらに地元の人々のたまり場(~_~;)、と地元密着型で経営しているのがよいのだろう。
 
私も、ちょくちょくと足を伸ばす。販売されているものもよくある野菜だけでなく、なかなか工夫を凝らした商品が多くて、それなりに楽しめる。
 
今回見つけたのは、なんとパパイヤ。
 
2
 
なんと、生駒山麓でパパイヤの栽培が行われていたのか。しかも9月に収穫とは。露天なのだろうか、それとも温室? 一度、栽培している農家を訪ねてみたいものだ。
なお見た通り、青パパイヤなので、果物ではなく野菜だろう。東南アジアはもちろん、沖縄でも常食されているが、果物としてより野菜としての需要の方が多いのではないか。
 
さっそく購入して、タイ風サラダにしてみた。ちょっぴり南国気分を味わう(^o^)。
 
南洋だと、珊瑚礁の砂地の上でもよく成長して、すぐに実をたくさんつける。なかなか有用な作物なのだ。しかし、それを生駒山麓で栽培しようと思いついたことに感服する。
 
 
今日たまたま訪れた奈良の農水産物直売所には、なんと「カメノテ」が売っていた。もちろん水産物である。カメノテは、岩場に張りついている本当に亀の手のような肌に指のような分岐がある。濃く各塁の一種でエビやカニの仲間だが、通常は食べないだろう。しかし、隠岐島などではローカルフードとして人気だった。
それが、まさか奈良の直売所で売っているとは……。
 
 
今や直売所は、単に地元の産物をフツーに並べるだけではダメなのかもしれない。競争時代に入り、いかに珍しい産物を地元でつくるか、あるいは面白い産物の仕入れルートを見つけるか、という努力が必要なのだろう。
 
商売は、やっぱりのんびりやっていたら生き残れないのかなあ。
 

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コメント

パパイヤ葉の《お茶》が好きです。冷めたのが、また、格別に美味しい(私は好き)です。千葉産です。

パパイヤのお茶!(°o °;)。


それは知らなかったなあ。ウマイのか。意外と実よりも商品になるかもね。

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