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2017/09/22

Yahoo!ニュース「国産漆……」の間違いを大告白!

Yahoo!ニュースに「国産漆増産は絵空事。江戸時代から日本は漆を輸入していた 」を執筆しました。

 
まず最初に、大きな間違いをしでかしたことを告白しておく。
 
この記事、最初は「国産漆の絵空事……。」というタイトルだった。アップして半日経ってふと読み返して、大きなミスを侵していたことに気付く。記事の内容は、国産漆そのものが絵空事、つまり嘘と書いているのではない。文化庁(と林野庁)が企てている国産漆の増産計画が絵空事、と指摘しているのだ。
 
本文に大きな間違いはないつもりだが、タイトルだけで内容を判断する人もいたかもしれない。予想外に多くシェアされているようなので手遅れかもしれないが、修正しておいた。
 
また内容に関してもおさらいしておくと、私の主張は「中国産漆は質が悪くて、国産漆は質が高い」ということはない、というものだ。漆の質は、ウルシノキの質ではなくて、樹液の採取の仕方とその後の加工によって左右される。その点(職人養成や採取方法、道具……)を押さえずに国産漆を増産しても、結局質の悪い国産漆が出回るだけになるかもしれない……と言いたい。
 
実際に質の高い海外産漆もあるし、国産漆だって品質はバラバラだ。
 
 
ちなみに私は、漆に関して約1年間取材したことがある。ウルシノキの育て方から漆掻き、そして精製までの現場を見せてもらった。さらに漆塗り職人も取材した。その経験から執筆した記事である。
 
 
Yahoo!には掲載するのを止めておいた写真をここだけに公開(笑)。
 
1_2  輸入された中国産漆。灰色に濁っている。
 
2  高品質な国産漆。透き通っている。

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コメント

家にある漆器は貴重品だ。実家の漆器も(この際、)貰っておこう。リサイクル屋へも行って、漆器を購入しておこう!!

林業スクールに職人育成も含めた漆の学科を設置してもらうとかが有効な手になるのでしょうか。

漆芸に関する職業学校はあるようですが、漆そのものの生産を教えるところはないですねえ。
結局、ウルシノキを育てて漆掻きして生活できないと需要ないから。

偶々読んでいた「縄文人の植物利用」で縄文人が漆など数百年に亘り集落の周辺で管理採集していたこと、漆工芸は高度
に発達していたとあり、日本人と漆の関わりを知りました。

縄文人が漆を使っていたのはほぼ間違いないのですが、ウルシノキが日本に自生している土地はないのです。やはり中国から伝わり、それを栽培していたのか?

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