無料ブログはココログ

森と林業の本

« ノルウェーの寿司屋 | トップページ | ノーベル経済学賞と「この国の息苦しさの正体」 »

2017/10/10

ノルウェーの奈良トロンハイム

今回の旅は、ひたすら忙しく観光的なことは何もしていない。
 
その中で少しだけ目にした観光名所を紹介しよう。
 

それは中南部の古都トロンハイムを訪ねたときのもの。 

ここは人口16万人くらいの街だが、初めてノルウェーを統一したハーラル一世王の都だ。時代は、西暦9世紀後半だから、日本の平安時代だが、私は日本を統一したのだから奈良を想像したね(^o^)。 
 
そして曾孫の聖オラヴ・トリグヴァソン一世王がニーダロスの街(トロンハイム)を建設したと伝えられる。
街の中心の広場には彼の銅像が高く建っている。
 
6
 
ま、聖武天皇みたいな人(^o^)。ノルウェー(というよりヴァイキング)のキリスト教化を進めた王である。奈良を仏都にした点でも似ている。
 
最大の見物は、ニーダロス大聖堂。これ、すべて石造りなのだ。
 
 
1  拡大すると、3
 
いわば奈良の東大寺みたいなもの\(^o^)/。
 
この大聖堂建設は1070年に始まり、200年以上かけて完成させた。しかし、1327年の大火、さらに1531年、1708年、さらに1719年に火事にあっている。  
再建が始まったのは1869年。150年ちかくかけて完成したのは2001年だというから、わりと新しいことになる。
東大寺大仏殿も3回焼けているが、現在のものでは300年経っているから、少し違う。
 
 
これまで木造ばかりに眼を向けてきたが、歴史をたどると石造建築なのだから皮肉と言えば皮肉。奈良が木造建築ばかりなのとはちと違う。
 
Photo
 
もちろん伝統的な木造の教会もあったけれど。

« ノルウェーの寿司屋 | トップページ | ノーベル経済学賞と「この国の息苦しさの正体」 »

森林学・モノローグ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ノルウェーの奈良トロンハイム:

« ノルウェーの寿司屋 | トップページ | ノーベル経済学賞と「この国の息苦しさの正体」 »

January 2025
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

森と筆者の関連リンク先