本日訪ねたのは、東京・表参道のアートスペース・リビーナというところで開かれたJAM展「木」。簡単に言えばテーマを決めたグループ展で、今回は「木」にかかわることであった。
実は、ここの出展者の一人・中川未子さんと知り合い。彼女は、工芸や祭など民俗学的な世界をイラストに移して記録に残す仕事をしている。
写真では、むしろわかりにくくなる部分をイラストで表現し、また説明していく手法。だから、実際に現場に通って取材して、それを描くのだから、なかなか大変な仕事だ。
今回は、そうした作品の中でも木工芸に関するものを選んで展示していた。
作品と著者近影(^o^)。
テーマには、樽丸とか桶職人、割り箸、経木、挽物……と林業に関わるものも多い。
私も幾度か組んで仕事をさせてもらった。
上記の写真では、どんな作品かわかりにくいと思うので、勝手に私の手元から紹介してしまう。(~_~;)ゴメン
これは、木馬引きのもの。道具というより、引き方の記録を行っていることが重要。
もっとも、扱うのは林業や木工ばかりではなく、養蚕、漆芸、祭の屋台……と幅広い。だから私は、こうした「木に関係した作品展」といった切り口よりは、「中川未子の世界」展を開いて、作品集を出版したら……と勧めているのだが。私のブックプランナー(?_?)として超高感度アンテナがムクムクと動くのだよ\(^o^)/。
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