ホームセンターシリーズ№3(笑)。
今の季節だからなのか、いやそこそこ以前から常設コーナーもあったようだが……。
神棚。わりと精巧に作られている。
こちらは神酒口(みきのくち)。神棚の左右にとっくり?(瓶子)に差し込まれてあるものだ。正月によく備えるものらしい。全国各地に、さまざまなデザインがあるが、なかなかオシャレではないか。どんな意味があるか、歴史はどんなものか、よく知らない。ただ、吉野で作られている。写真のものも、そうかな。
これがホームセンターで売っているというのがミソだろう。
神棚や神酒口、そして三方(三宝)など正月の鏡餅を載せる台もそうだが、吉野の下市が産地だ。いずれも小さな木工品だが、節の少ない木目の木材が必要だから、吉野檜、それも辺材部分が最適なんだろう。
これで、思いついた。
神様グッズというのは、これからよく売れるんじゃないか。それもインテリアとして。
たとえば伝統的な神棚ではなく、オシャレなマンションの洋室でも備えられるようなデザインにする。キットにして買った人がし自分で組み立ててもいい。あるいは、細かな部品をばら売りして、自分なりの神棚を作らせる。パルテノン神殿型とか、ペトラ神殿型とか、イースター島神殿なんてのがあってもよい。ある種、ジオラマみたいな感覚だ。
堅苦しさはなくしつつ、神聖さは残したい。平面神棚というのがあってもいい。狭い部屋向きの厚さ数センチの神棚。それも絵画を掲げるような感覚で設置できるもの。
神酒口なんか、もっと用途を見つけると人気呼ぶと思うな。マドラーとか栞とかペン先とか。。。いっそオミクジや、恋のお守りグッズ・幸運グッズ・悪運グッズ・悪霊退散グッズ……なんて能書きつけたらヒットしないか(笑)。
こうした木工品も大切だと思うんだけどねえ。木材量に比して、価格は高くできるし、木の神聖さを前面に出せる。結構、利益率の高い商品にできるような気がする。
善い企画案だと思われます。
拝む場所なので置けないる方はせめてお札だけでも善いそうです。(つまり気持ち・心)
私の兄弟は木のオモチャの家を神棚にしてます。 神棚キット、初回限定五百円。(パクリ…!?)神棚豆知識アレコレ同封。はどうでしょう。若い方などは勉強にもなるし神棚なので、みなさん心込めて創るのではないでしょうか。
投稿: | 2017/12/07 00:19
木のオモチャも信心から……。御札は、やっぱり経木を使ってほしいですね。
投稿: 田中淳夫 | 2017/12/07 09:17