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森と林業の本

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2017/12/21

ハリナシミツバチの蜜

ハリナシミツバチというのがいて、蜜が採れることを知った。

 
ハリナシという名のとおり、針がないミツバチらしい。つまり刺される心配がない! 防護服も要らないし、養蜂の手間が一気に省けるではないか。
おもわず調べてみる。ミツバチ・ジャーナリストのアンテナが疼く(笑)。
 
どうやら中南米のミツバチらしく、養蜂されているらしい。東南アジアでもこの蜂による養蜂が少し行われている。もちろん蜜を採取するため。この蜜が非常に優秀で、抗菌性が高いのだそうだ。ある意味、ハチミツとプロポリス(これもミツバチが巣づくりに使う物質)を合わせた効果があるらしい。甘い蜜が薬になるとしたら人気を呼ぶのではないか?
 
そして、飼いやすく蜜も優秀というのなら、日本でも養蜂に使えないか?
 
 
だが、中南米でもセイヨウミツバチに圧されて減少しているらしい。やはり採蜜の量が少ないことが理由のようだ。それに巣から蜜を採取するのが難しいようだ。遠心分離機を使ってエイッと採れるセイヨウミツバチの巣箱のようにはいかないのか。だからあまり市場に出回らず、自給用に先住民が食べているらしい。その点はニホンミツバチと似ている。。。
 
 
ただ、やはり外来種になってしまうなあ。セイヨウミツバチは野生化しないという前提があったし、蜜の量が多いから畜産動物扱いできたのだけど……。
 
趣味・副業の養蜂には向いているミツバチとして導入できないだろうか。
ミツバチに限らず動植物・昆虫に至るまで、有用外来物、あるいはペットや鑑賞用動植物を在来生態系に持ち込む場合の基準というか規制はどうなっているのだろうか。

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コメント

うちの隣は養蜂園♪(蜂蜜屋さん)うちの花の蜜盗んでゆくよ~(^O^)
私もおもわず調べてみる。 ミツバチの琥珀が見つかったのって意外に最近?なんですね。蜂じたいは何万年も前からいたが… そりゃそうだ…

ミツバチやハチミツ・養蜂について調べると、いろいろ面白い事実が出てきますね。
でも、隣が養蜂園というのは恵まれている……。ハチミツを分けてもらえるといいですね(^o^)。純正地元産の蜜間違いなしだし。

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